経営者という名の人財

坂本光司先生は、「人を大切にする経営学講義」P83に、優良企業の経営者に共通して見られる特徴を整理・要約して次の20にまとめています。

この人に付いていきたい、と社員が心から思えるような経営者が多く輩出すれば、日本はワクワク、いきいきとするでしょう。みなさまは、20点満点中、何点でしょうか? 挑戦されてください。

・規模の大小を問わず、企業はどうあるべきか、自社は何を通じて世のため人のために貢献するかといった、確固たる信念を有している。

・全社員の幸せを常に念じ、誠実かつ,人間愛に満ち溢れた経営をベースとしている。

・自身の最大の使命は、箸の上げ下ろし的な指示・命令などではなく、全社員に自社の目指す目標を明示し、決断することであり、そのためのよい職場環境をつくることと自認し、それを実践している。

・つねにマクロ・ミクロを問わず情報に飢え、そのために社内の誰よりも努力し、学習している。同時に、社内外からの嫌な情報をあえて入手するシステムを張り巡らし、かつ、それらに真摯に耳を傾けている。

・外部の経営者や技術の専門家を社外重役・社外取締役などとして組織化・ネットワーク化し、自らをつねに諫めるとともに、最新の情報収集を怠らない。

・経営者自身が自社の商品を好きである。

・現場・現物好きで、暇があれば現場に足を運び、現場で汗みどろ、油まみれで頑張る社員に声をかけ、社員こそ大切にする。

・自社や自分の弱み・強みを定量的に把握している。

・「3S経営」、つまりスピード・シンプル・ストレートな経営スタイルを基本としている。

・血縁にとらわれない、公正な人事を実践している。

・経営数字に強く、財務諸表の基礎的分析能力がある。

・基本的にネアカであり、陰日向がない。

・自らが率先するとともに、言動がつねに一致している。

・バイタリティに富み、かつロマンチストであり、さらにはつねに自身の熱き夢を全社員に語っている。

・仕事が誰よりもでき、社員の目標である。

・目標:情報・成果の共有化を図るため、全社員とのコミュニケーションをとりわけ重視している。

・原理、原則観に基づき、フレキシブルな考え方や行動をしている。

・経営者自身、物まねやナンバーツーが嫌いであり、オンリーワン、ナンバーワン志向である。
・「顧客優先経営」をトップポリシーとして掲げ、それをあらゆる場面で実践している。

・つねに自らの限界・引退を心得つつ、経営に邁進している。

(人を大切にする経営学会 本田 佳世子)

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