供給の法則

「供給の法則」

人手不足と言われる。

我が国の経営学、マーケティングの誤った「需要の法則」から来ている。

真逆の「供給の法則」に創造的破壊をすると大きく変わる。
供給の法則では単独では検索できず、需要の法則の説明に供給の法則が理由付けで説明されているに過ぎない。また需要の法則は価格競争にもなる。

人手不足はあり得ない。
が、売上やシェアを重視する社長は無理だ。

我が家は築21年目の85戸建のマンションで理事長を務める。

先日、修繕工事を施工する管理会社推薦の5社と理事会推薦の1社と合わせて6社に説明会を行い、住民の声を6回説明した。

6社の担当者とマンションを回ると6社共に見る視点が違う。共通したのはマンションの造りがしっかりしていると言われこと。

6社の担当者に年齢とか入社動機等を聞いたので6社の担当者の本音が聞けたと思う。
学校を卒業して入社して以来の人、転職した人、社長に不満がありそうだが勤めている人、、、。

6社共、勤務している会社と下請けも人手不足とのこと。

新しい流れ、新卒で女子も入社したり数名の女子がいると言う。

マンションの修繕工事やリフォームの会社が供給の法則にするには、1年で○棟と決めて、「当社は品質を保証できることしか受けません。おかげ様で来年も満杯です。」とすれば良い。
棟は規模が異なるので売上から粗利が主の経営に変えたい。
年によって多少のデコボコが出るが、会社の目的は売上やシェアを高めることではなく関連する全ての人々を幸せにすると乗り切れ順番待ちとなる。職人等も充分な休みを取り合いながら楽しく立派な仕事ができる。工法や材料を改善して粗利を高くすることも出来る。

京都市に「佰食屋(ひゃくしょくや)」があり一日100食限定だ。
東京日本橋の「ふらここ」は雛人形、五月人形が販売と同時に売り切れる。職人も年間を通して安定した仕事に就ける。

供給の法則は価格競争に巻き込まれない。

「供給の法則」を会計事務所が知っているか、知っていないか

中小企業の90%以上が会計事務所に依頼している。
正しい税金計算をすることは当たり前になり経営の手法も駆使する時代に入っている。

「人を大切にする経営学会」
中部支部
知野 進一郎

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