時に視点を変えてみると面白い発見がある。

コロナウィルスの影響が続き、本日は「緊急事態宣言」が出されたことにより、我が家の息子(小5)の始業式は延期に次ぐ延期となり、これまで通常通りの対応をして下さっていた地元密着型の学習塾などの習い事も休止や通学に替えてeラーニングへ移行することとなりました。

外出自粛が解けるまでの間の過ごし方について、親子でできるだけ本をたくさん読もう!と決めました。母の私は、普段はなかなか時間が取れずに、読みたいと思って手元に確保したものの積読状態になっている本の山を読破しようと決めました。息子は、一般の児童書に加えて、ここぞとばかりに大量の漫画を読んでいます。最初は、できるだけ多くの一般書籍を読んで欲しいので、その箸休めとして漫画を読むつもりだったのですが、いつのまにか比率が完全に逆転してしまいました。

今回、親がこどもに読ませたい「学習漫画」というジャンルがあることを知りました。自然科学、社会科学系など多岐の分野にわたり大人が読んでも面白くて役に立つものが多数あります。我が家の息子のお気に入りは「はたらく細胞」という漫画とその関連シリーズ(「はたらく細菌」その他)です。
 一部の私立中学校の図書館でもお薦めされている勉強になる漫画とのことで、息子との共通の話題作りのためにと私も読んでみました。結論は「漫画とはいえ侮れない!」と驚きました。人体が持つあらゆる細胞について、赤血球、白血球、血小板をはじめ、私もよく理解していなかったマクロファージ、キラーT細胞、ヘルパーT細胞などの機能と実際の働きをわかりやすく説明しながらストーリーが展開されます。一部には専門的な内容も含んでいますが、面白い漫画として、小中高生に大人気だそうです。 
 このブログを読んでくださっている方で、同漫画を知っているという方は少ないのではと想像します。また、普段から健康に配慮している方でも、細胞レベルまで意識することはあまりないと思います。この漫画を読むと、人体と細胞についてより詳しくなり、自分の健康について、より科学的な根拠に基づいて配慮できるようになるのではと思います。またお子さんやお孫さんとの話題作りにもなると思います。

普段は漫画など読む機会のない方も、時には視点を変えて、ご一読されてみてはいかがでしょうか。

人を大切にする経営学会人財塾生 松久 知美

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