プラス思考

近頃、「非認知能力」という言葉をよく耳にします。学校の勉強の中で授業内容を理解したり、公式を暗記したりする「認知能力」とは全く別物です。文科省も今後の最重要テーマにおいています。

少子高齢化、AI、シンギュラリティ、デジタルディスラプションなどの激変する環境変化に耐えうる人間力の育成が急務としています。

コロナウィルス感染拡大は、急速に進行して、不確定な未来になっています。まるで、いつか映画でみたような世界のようです。

そんな不確定な未来について、自分でゴールを設定し、さまざまなステークホルダーたちと共同して課題を乗り越え切り拓いていく能力が必要とされます。それこそ「非認知能力」です。

考える力、行動力、リーダーシップ、人間力などが、非認知能力の根幹です。

さて、オリンピック延期に対する一流アスリートたちのコメントが、さわやかなことに驚きました。延期に備えて準備するのは、大変であるとは思うのですが、かれらは、日頃から、「予測と準備」でメンタルが鍛えぬかれていると聞きます。「準備します!」の言葉をよく耳にしました。そして基本的にプラス思考です。

経営者のみなさま方におかれましては、本当に大変な時期だと思います。心身にかかるプレッシャーや苦悩に押しつぶされそうになったら、プラス思考です!

一流アスリートのように、電気のスイッチをon、offするようにまめにどうか切り替えてください。

プラス思考のポイントは、

・好きなことをする、好きなものを食す、好きな音楽を聴く→リラックスする。

・一寸先は、、、光です! 明るい光もあることを忘れないでください。

・ブスっとしない、ご機嫌でいるようにする。

・時を守る、場を清める、礼を正す。

・尊敬する偉人たちが危機を乗り越えてきたことを思い、イメージする、などなど。

人生は、いいこと50、悪いこと50です。今は悪いこと99、いいこと1くらいに感じておられるかもしれません。でも実際は、闇夜にあっても太陽は確かに存在しています。抜けないトンネルは無いです。朝には小鳥がさえずり花々が咲き誇っています。

心のお手入れは、

1 心を使う、、、夢を描く、理想の未来を描く

2 心をきれいに、、、清掃、奉仕活動

3 心を強く、、、日誌や活動を継続する→自信

4 心を整理する、、、毎日の振り返り

5 心を広くする、、、感謝する

メンタルトレーナーの立場から記しました。心、メンタルを手入れして、乗り切っていただきたいとお祈りしています。(人を大切にする経営学会 本田佳世子)

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