自信+その心は
6月に入り、仕事が薄いときがあり、家でゴロゴロした。久しぶりだから、体を休めようと、余裕の気持ちでいたが。だんだん気分が落ち込んできた。このまま、仕事がなくなるんじゃないか、不安から、妄想に代わってきて、久しぶりに叔母と電話で話していたら、思わず涙声で叔母に不安を訴えていた。いやはや、不安というものは、私の中で増殖し、すっかり、脳を支配してしまう。私は、佳世ちゃんでなく、不安ちゃんだ(失笑)。
叔母に不安を受け止めてもらい、すっきりしたのか、おもむろに部屋の掃除をして、綺麗になった部屋でコーヒーを飲んで、ますますすっきりした。
日誌を取り出して、今日、やれたことを書き出してみた。
①久しぶりだが、掃除をして、気持ちがいい。この数日の落ち込みから立ち直る私ってえらいな!
②叔母から、電話くれてありがとう! と言われた。歳を取ると、自分より年下との交流は嬉しいとのこと。人からありがとう、をもらうことは大事だ。どんなに失敗しても、自分を好きでいられる。
自信は、①と②でできている。
①は自己効力感を上げる。「私、やれたじゃん、できたじゃん」②は自己肯定感を上げる。「私、これでいいのだ」
自己効力感は、ある時間と空間で、自分がやろうと決めてやり切ったことから生まれる。だから、小さなことでいい。その積み重ねでいいのだ。人と比べることもない。
たとえば、アスリートがルーティン行動(毎日、同じ習慣化された行動)を取るのは、ルーティン行動をやりきると自己効力感がつくからといわれる。
成長の3原則(再建の3原則)は、時を守る、場を清める、礼を正す。この3つを日々心がけるだけで、不安にならず、自信が出る。
昨今は、仕事がうまくいかない、不安定になるときもあるだろう。そんなときは、たとえば、茶碗を洗う。→洗えた。→やったー、とささやかな達成感を感じる。そんな小さなことを、決めてやる。すると気分が良くなる。それを積み重ねよう。
そして、思いやりを!
落ち込んだり、追い込んだりすると、心に余裕がなくなり、家族や大事な人であればあるほど、傷つけてしまうことがある。
そんなときは、「その心は、、。」と自分に問いかけてみよう。
その心は、、、。「ちがうんだよ。君が大好きだから、ついつい、心配のあまり、あんな言い方しかできなくてごめんね。」と、息子や娘へ。
職場が、ぎすぎすしてくる。どんよりしてくる。
その心は、、、。「みんな疲れてるよね、ストレスたまっているよね。コロナに負けないでさ、せめて、仲間同士、助け合って、声かけあって、元気出していきたいよね。だって、しっかりつながり合っていたいんだ。君がいるから頑張れる。君が照らしてくれるから輝けるから。いつもありがとうね。」
あ、また、心にもないことを言っちゃった。と思ったら、「その心は、、、」と自問して、素直な心で大事な家庭や職場にいる人に、謝って、素直に心の内を語ろう、と原田式メンタルで学びました。
という私も、最近、失敗したばかり。その心は、、、と自問自答して、早速、修正しよう。
コロナ菌に負けず、愛の空気感を培養したい。この頃です。
(人を大切にする経営学会 本田佳世子)
コメントを残す