絵本は子供と大人を繋ぐ

平成16年の台風で旅館と自宅を失った明治3年創業の飛騨古川の料理旅館「「蕪水亭(ぶすいてい)」

地元の方のあたたかい支援で翌年に再開した。

地球温暖化で毎年、複数の地域で大災害に遭う。

勇気を貰う。

再建と同時に絵本で子供たちと大人たちも繋がる「思い出の絵本展」を開催し続けている。

福島県郡山市にある柏屋さんの中にも「青い窓」がある。

「蕪水亭」の中にも数百冊の絵本がある。

23日にはJRの特急ひだの運行が再開された。車は東海北陸自動車道で行ける。

飛騨古川や高山等にも寄り泊まったり食べたり買ったりして支援をして欲しい。

HPから抜粋した。

NPO法人思い出の絵本展代表

北平修子(きたひら のぶこ)さん(飛騨市)

【2018年6月12日更新】

明治3年創業の老舗旅館「蕪水亭」の女将を務める北平修子さんは、家業のかたわら、NPO法人思い出の絵本展の代表として、絵本の魅力を地域に紹介しています。読み聞かせを通して伝えているのは、親子間のスキンシップや交流の大切さ。子どもたちの輝く眼差しを元気の源に、北平さんは多忙な日々をいきいきと過ごしています。

旅館再建を機に生まれた
絵本を介した地域の絆

 「NPO法人思い出の絵本展」設立のきっかけは、平成16年10月に発生した台風23号でした。大型で強い台風23号は、日本列島を北上。河川氾濫や浸水など、甚大な被害を飛騨市にもたらしました。宮川と荒城川の合流地点に位置する我が旅館も壊滅的な被害を受け、宿泊棟をはじめ、旅館に併設していた住居も流されてしまいました。
 多くを失った絶望的な状況の中、私たちを支えてくれたのは地域の方々でした。普段地域に対して特別な活動をしていたわけではないのに、見ず知らずの方までもが手伝いに駆けつけてくださったのです。
 おかげさまで、翌年には旅館を再建することができました。少しでも感謝の思いを伝えたいと、地域の方々が集まれるイベントの開催を決意。全国各地で開催されている「旅する絵本カーニバル」を「蕪水亭」で2年間開催しました。
 感謝を伝えるために始めたイベントは、新たな出会いをもたらしてくれました。絵本の朗読や紙芝居、人形劇など、地域を拠点に活動する人とつながることができたのです。絵本の魅力を一緒に広めませんか、と始まったのが「思い出の絵本展」でした。初開催は、平成19年11月。絵本の読み聞かせをはじめ、エプロンシアターや手あそびなどを楽しめるイベントは、毎年の恒例イベントとなり、毎回たくさんの子どもでにぎわっています。
 平成24年に、NPO法人化。現在、30~80代までの会員35人が、保育園での読み聞かせや、絵本ライブなどさまざまな活動に取り組んでいます。絵本は、親子間だけでなく、地域間のつながりを育んでくれます。毎年夏休みには、飛騨市・高山市内の商店や飲食店内に絵本を展示する「ぐるっと町ごと絵本館」を実施。約90店にご協力いただいて、図書館や団体が所有する本を展示しています。毎年テーマに合わせて、本を選定。2017年は、自然をテーマにした本を展示し、ご好評をいただきました。

実体験から読み聞かせに注力
子どものキラキラな目を活力に

 読み聞かせの大切さをみなさんにお伝えしているのは、自身の子育てに後悔があるからです。旅館業はお客さまが第一で、我が子は二の次。寝かしつけながら、絵本を読んであげる時間もありませんでした。

いつも心に大女将がいる
おかげさまの心の大切さ

 大阪で生まれ、26歳で蕪水亭に嫁ぎました。間もなく義父が他界。義母も病に倒れ、女将の座を引き継ぐことになりました。
 右も左もわからぬ私は、義祖母にあたる大女将の姿を見て仕事を覚えました。心の美しい方で、口癖は「おかげさま」。人は周りに支えられてこそ、常に感謝の心を持つ大切さを大女将の生き様から学びました。「あなたに会えて良かった、またあなたに会いたいと言われるような人になりなさい」との教えは、今でも強く心に残っています。

美しい故郷をいつまでも
飛騨を題材にした絵本をつくりたい

 自宅にいれば、24時間常に仕事モード。心が休まる時間はなかなかないのですが、一日の仕事を終えてほっと一息つきながら、大好きなあられを食べるときが至福のひとときです。
 、、、未来をになう飛騨市の子どもたちに故郷の素晴らしさを伝え、ここにずっと住み続けるきっかけになればうれしいですね。 

「人を大切にする経営学会」

中部支部

知野 進一郎

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