夢と愛を選ぶ
コロナ禍の時代、不安と分離か、夢と愛か、どちらの方向を選ぶかの分岐点にいるなら、もちろん選ぶのは後者です。たとえ、今は不安と分離の苦しみを感じていても、方向性は夢と愛を選びます。新幹線でもバスでも、○○行き、をまちがえると、ゴールに行けないように、ゴールさえ間違いない乗り物に乗れば、目指すゴールに行きつけます。
夢と愛がゴールだ!と心に決めていれば、雨でも嵐でも、最後はゴールに行けます。人生とはそういうものだ、と私は体験的に納得しています。
「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」に選ばれる会社を見ていると、どこも、夢と愛を感じます。坂本光司先生に導かれて、多くの会社を見てきましたが、私が特に印象に残るのは、シングルマザー に優しい旅館の加賀屋さん、障がい者雇用の福島県のクラロンさんと北海道光生舎さん、震災のときの対応が素晴らしかった福島県の東邦銀行さんです。(個人的な思い入れで選んでいます)
さて「好意の返報性」といいますが、経営者が社員を大切に思う気持ちが社員に通じると、社員から経営者に思いやりの気持ちが、何倍返しで返ってきて、それでまた経営者は元気にパワーアップしていくんだろう、と思います。循環して社風、空気感ができていきます。
坂本先生は、「玄関に入ると、空気でいい会社がどうか、すぐわかる!」といつも仰っていました。空気は、社員の思考、気持ち、感情など、無形のものでつくられています。それらを醸成することに注力することが、リーダーの仕事なのでしょう。
きたる9月12日(土)は「第10回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞式です。新たな感動とともに、あなたの人生に、夢と愛、行きの切符を得ることができるでしょう。ZOOM参加もできますので、ぜひご参加されてはいかがでしょうか。
https://www.htk-gakkai.org/
(人を大切にする経営学会 本田佳世子)
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