No137記憶に残る経営者の言葉37 株式会社平和園(北海道;焼き肉店)新田隆教社長

今回は2013年9月と2017年9月、2度にわたって視察させていただいた『株式会社平和園』さんから記憶に残る経営者の言葉をご紹介致します。1度目の創業者新田良基会長のお話は格別で貴重な体験でしたが、2度目となった2017年9月のご訪問で初めてお話を伺った新田隆教社長の講話は衝撃的な経験でした。

新田隆教社長は、“事情があって今回初めて社長として対外的にお話をします”と驚きの告白から始まったことを今も鮮明に覚えています。社長就任は2012年ですから、伺った2017年9月はすでに約5年もの歳月が流れていたのですから。

“事情があって今回初めて社長として対外的にお話をします”

“20代後半からある難病におかされていました。そのため今は視力を失っています”

その難病は徐々に視力が失われるものでした。お会いした時はすでに視力のない状態でした。我々ゼミ生は皆静まり返り、新田社長のお話に神経を集中させ、耳を傾けました。

新田隆教社長は創業者;新田良基会長の三男。長男が飲食大手で修行していたことから後を継ぐつもりはありませんでした。そのため銀行に就職していました。

しかし、思わぬ不幸が訪れます。

会社を継ぐ予定だった長男は不慮の事故にあい、働くことすらできなくなってしまいまいた。

“兄が元気な時、2度ほど兄に平和園で一緒にやろうと誘われていた記憶があった”

“兄が隆教氏の銀行就職を『将来の管理役員』だと喜んでいたこと”

そんな思いが、日々視力を失っていく苛酷な人生の中で、新田隆教氏に社長就任を決断させたのでしょうか。

十勝、札幌で9店舗の焼肉店を展開する平和園。視察後、北海道に行くことはまだありませんが、北海道へ行く際は必ず寄らなければならないお店です。

以前に投稿した記事は 株式会社平和園【No23いい会社視察2017/9/12】株式会社平和園【No22いい会社視察2013/9/8】です。このブログ内を検索してご参照ください。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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