「善」で困難に立ち向かい「善」で乗り切る

先日、セリオ株式会社 前社長CEOの壹岐 敬氏より 髙田 郁さんの小説『銀二貫』を紹介していただきました。
NHKの時代劇ドラマにもなったそうですが、まったく知りませんでした。

冒頭、主人公の少年の目の前で父親が惨殺される場面から始まります。
自分も殺されかけますが見も知らぬ、後に彼の主人となる寒天問屋を営む商人が父を殺害した者に、商売を始めて30年やっとの思いで蓄えたお金、本日その日に天満宮様へ寄進するはずの銀二貫を何の躊躇もなく差し出し少年の命が助けられます。この主人である商人の『善』の教えが、主人公の少年に降りかかる数々の困難と苦難を『善』で乗り越え『善』で生き抜く力となります。主から学んだ『善』を活かした彼は、周りの全ての人々を『善』で巻き込みながら成長します。が、さらに起こる苦難にもまた少年は、主人の教え『善』で立ち向かいます。そして、『善』は、小さな寒天問屋を信用と信頼の大店にしてゆく。
と言う江戸時代中期の大坂を舞台にした時代小説でした。

いっきに読み終え 爽快さとともに『善因善果』を深く感じました。
また、三期塾生の私は、寒天問屋が舞台と言うことで昨年訪問した伊那食品工業様とも繋がり、とても親近感が沸きました。

そして、坂本先生がいつもおっしゃられる『お天道様に顔向けできる真っ当な商い』
『得か損かでなく正しいか正しくないかの商い』『躊躇や迷いなど全くない真の利他の心』
幾度となく涙があふれ、何度も自分自身がこの立場ならどうするか。を問う、とても良い小説でした。

まさに、人を大切にする経営を実践する主人公の生き様。皆さんもよろしければ。ご一読を。

壹岐社長 良い本のご紹介ありがとうございました。

人財塾三期塾生 鷹取 宏尚

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