No179記憶に残る経営者の言葉79 株式会社ラグーナ出版(鹿児島県鹿児島市;出版業、就労支援)森越まや会長、川畑善博社長

今回は2014年2月に坂本ゼミ春合宿先としてご訪問させていただいた『株式会社ラグーナ出版』さんから記憶に残る経営者の言葉をご紹介致します。

http://lagunapublishing.co.jp/

ラグーナ出版の前身は鹿児島にある精神病院にかかわっていた患者、医師、看護師の方々が何かできないか考えたとき、患者さんの中に文章を書く人が多かったことがきっかけとなり、2006年にNPO法人を設立して文芸誌『シナプスの笑い』を刊行したことが活動の始まりです。

その後2008年に株式会社ラグーナ出版を設立し、メンタルヘルスに関する本の出版や精神障がい者の自立訓練(生活訓練)を行っています。

森越会長と川畑社長の印象的なお話

“精神の病気は病院では治らない”

“働くことを通して精神の病気を回復させる”

“いざ始めてみると地域の中では温かく受け入れてくれた。逆に病院が閉鎖的だと感じた”“日本は障がいをもつと生きにくい社会”

“全国に精神疾患の入院患者は33万人いますが精神の不調は目に見えない”

“精神科では病名、診断、症状、経過も一人一人まったく違う”

“ラグーナ出版を通して多くの人達と出会いがあることが障がい者にとって良い”

“みんな働きたい”

ある時、『日本でいちばん大切にしたい会社』を読んだラグーナ出版の社員さんが坂本先生へ手紙を出したことがきっかけとなり、坂本先生がラグーナ出版の存在を知ることとなって出会いが実現します。その出会いがきっかけとなってラグーナ出版を知る人が増えていきました。そして坂本先生の書籍「日本でいちばん大切にしたい会社3」に掲載されています。

最近、「誰もが障がいをもっており、誰もが障がい者なのだ」とつくづく思います。

社会の中では、障がい者とか健常者とか枠組みや制度のために人を区分していますが、多様であることを前提とした無段階のような柔軟な仕組みに変えていく必要があるのではないかと思いました。

以前に投稿した記事は 株式会社ラグーナ出版【No43いい会社視察2014/2/24】 です。このブログ内を検索してご参照ください。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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