当たり前と思い込んでいる事は本当にそうなのか?

 EMBA第3期生 空間デザイン阿部弘明です。会社は東京・大阪2拠点で建築設計を営んでいます。当社は9月13日が会社創立日で期末8月期首9月です。例年、9月は全従業員が集まり、全体研修や懇親会を開催していました。予定では東京パラリンピック開催に合わせて、大阪勤務の従業員を東京に招き、全従業員でパラリンピック競技を観戦するはずでしたが、昨年は延期、そして今年は無観客開催となり実施はかないませんでした。非常事態宣言も東京・大阪共に再発令や延長が相次ぎ、リアル集合していた全体イベントは中止にしました。

 このように、コロナ禍「リアルに多人数で集まる」という事が非常に難しくなりました。それは社会活動の様々な場面で「人と人との関わり方」において、今までとは異なるアプローチを取ることを余儀なくされました。会社内でも大きく運営がこの二年間で変化しました。社内全データのクラウド化と情報共有、在宅勤務やフレックスタイム制度の導入、社内会議は原則ウェブ会議実施など、従前から準備していた事が一気に進みました。ウェブ会議システムも一気に進化し、リアルで多人数が集合することが随分減りました。また、今まで当たり前のように多人数がリアルに集まらないと実施できないと考えていたことが、意外と固定観念に縛られていただけで、仕組みを工夫し実施したこともたくさんありました。
例外は懇親会で、これは絶対にリアルの方がいいと実感しましたが・・・・

 コロナ禍がきっかけとはいえ、高度成長期に確立し、精緻に構築された様々な社会の仕組みやその背景にある考え方が、これからの情報社会に全く合わない形となっていることがはっきりと露呈し、早急に見直すきっかけになっていること、日本社会全体で急速に進んだパラダイムシフト(価値観の転換)、国民全体のマインドチェンジ(今まで通りが続かない。変わらないと生きていけない)につながったことは良かったと思っています。

 自社経営についても、考えていたつもりではありましたが、実はあまり深く考えずに現状維持の固定観念の元、当たり前として実施していた多く事を見直すきっかけとなりました。

 経営学大学院の講義で学んだ知識、特に政府関連で公表されている様々な統計データを活用・分析し、未来の姿をしっかりと想定し、従業員と共にこれからも社会に必要とされる会社にしていこうと思います。

人財塾3期 空間デザイン 阿部弘明

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