電話一本でいい会社だということが伝わってきました。

先週、久しぶりのベンチマークツアーに参加させていただき、群馬県にあるアドバンティク・レヒュース様と長野県にある伊那食品工業様を訪問しました。

ご存じの方も多いと思いますが、どちらも人を大切にする素晴らしい経営をされている会社です。

訪問を通して大きな刺激をいただいたのはもちろんですが
「いい会社は敷地に足を一歩踏み入れた瞬間にわかる」
という坂本先生の言葉通り、敷地に一歩足を踏み入れた瞬間、社員の皆様の温かい笑顔と挨拶、温かいお声がけで、いい会社だということが一瞬で伝わってきました。

また、坂本先生はこうもおっしゃいます。
「いい会社かどうかは電話一本でわかる」

偶然にも先週末、この言葉を体感する出来事がありました。

それは、11月にベンチマークさせていただく会社へ電話をしたときのことです。
代表の方とはお手紙のやり取りを何度かしたことがありますが、お話ししたことも面識もありませんでした。
この度、近くを訪れるタイミングで「ぜひ訪問させていただきたい」とお手紙を送りしたところ、予定が合えば是非と電話番号を添えてお手紙をいただきました。

早速日程調整のお電話をしたところ、代表者は不在で女性の方が電話に出られたのですが、私が「岩手の鈴木と申しますが・・・」と名前を名乗った瞬間「鈴木陽介様ですね。本日代表は一日不在ですが伺っております」とすぐにフルネームをおっしゃっていただき、その後の流れも大変スムーズなものでした。

翌日、代表の方からもご連絡をいただいたのですが、当日のスケジュールについて「何時の○○という電車に乗ってくれば何時に駅につき、帰りは何時の△△という電車に乗ってここを出発すれば余裕をもって飛行機に間に合う」というところまで事前に調べてくださっていたのです。

いい会社は敷地に足を一歩踏み入れた瞬間にわかる。
いい会社かどうかは電話一本でわかる。

この言葉について、身をもって体感することができた出来事でした。

では、果たして弊社に電話した方はどう感じているだろうか・・・
弊社にお越しいただいた方はどう感じているだろうか・・・

そう考えると、まだまだできることがあると反省ばかりです。

話は戻りますが、ベンチマークをさせていただいた伊那食品工業の塚越社長がおっしゃっていたことの中で、この言葉が最も印象に残っています。

「当たり前のことを当たり前に行うことの尊さをみんなが知っている」

「社員とその家族をはじめとする、関わる人の永遠の幸せの追求」は企業にとって当たり前の目的ですが、その前に目の前の小さな当たり前の価値を認識し、日々実践し続けることの大切さを教えていただきました。

人財塾3期 鈴木陽介

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