No186記憶に残る書籍『あなたの中のリーダーへ』著者;西水美恵子氏(元世界銀行副総裁)

今回は『人を大切にする経営学会』の代表発起人5人の中の1人であり、元世界銀行副総裁の西水美恵子氏の本をご紹介させていただきます。

この本はあるネット新聞に2008年~2012年までに掲載された西水美恵子氏のコラムに加筆修正をしてまとめられたものです。

西水美恵子氏が世界銀行で経験した数々の実話や、世界銀行を離れた後のことについて書かれていて、部下やメンバーのハートに火をつけるためのさまざまな取り組みや過程を通じて、本物の組織とは何か、学び思考を巡らすことができる書籍です。

特に印象に残ったコラムは、『おねしょの教え』です。

女性社員とそのお子さんとの出来事を通して、組織と社員のかかわりだけではなく、組織と個人のかかわり方を象徴する実例として強く記憶に残りました。

仕事とプライベートの価値観を見事に共有させ、頭とハートが直結することで大きなモチベーションとなって幸せを獲得していく事例です。結果として組織が活性化し成果を上げていく流れが生まれます。

“毎朝出勤が待ちきれないほど生き生きと楽しく働ける職場と帰宅や週末が待ちきれないほど幸せな家庭”

“人間の耳は選り好みをするし、自分に都合よく聞き取るようにもできている”

“人間、感動なしでは、本気で動かない。本気で動かぬ人間の組織に、ビジョンを追求し続ける変革は、有り得ない”

“2011年の元旦に、「日本でいちばん大切にしたい会社」が民間企業の過半数になった夢を見た。この夢を正夢にしたい”

西水美恵子さんのお話を人を大切にする経営学会の場で聞いてみたい、素直にそう思いました。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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