経営ビジョンを巡るやり取りについて

こんにちは。人財塾4期生石井です。宜しくお願い致します。

ある場所での経営ビジョンを巡るやり取りを書かせて頂きます。

地元の勉強会で経営ビジョンを題材に学ぼうと言う会がありました。地域のかなり立派な会社の経営者が多くおられる会合で、それぞれの経営ビジョンを見せ合い意見交換をしようというものでした。

皆さんはそれぞれがかなり考え抜かれた立派な内容で、各社が持っている歴史、伝統、考え方から作られた理念から将来のあるべき姿をビジョンとして打ち出されておりました。ビジョンから方針、指針、経営計画への展開をしっかりやってらっしゃる会社がほとんどでそれぞれの社長さんの思いが伝わって参り、この点で自社はまだまだだと痛感致しました。

一方でかなりの社長さんが共通に悩んでおられることとして、ビジョンを社員の皆さん、特に中間管理職の皆さんと十分に共有してもらえていないという事がありました。社長さんが中心になって手間暇かけて作ったビジョンでも社員の皆さんがそっぽを向いているという話が数多くあり、自社も含めてこの温度差はかなりの優良企業でも見られることなんだと、改めて実感した次第です。いくら立派なビジョンでも書いてそこに置いてあるだけでは血肉となっていないようです。その中でも特に目の前の事柄に責任をもって懸命に対処している中間管理職には響いてないのが印象的でした。

会社が順調に運営され伸びているタイミングに、しっかりビジョンを打ち出し会社の将来と従業員の皆さんの人生を重ね合わせ共感を得た時にビジョンはビジョンとして受け入れられると思いますが、そのタイミングを外し、停滞や変動の激しい状態においてビジョンが受け入れられることは非常に困難なのではないかと思います。そして一旦ビジョンが受け入れられても、会社の姿勢次第では社員の皆さんがそれぞれタコツボに入ってしまい、我関せずの状態になりかねないのではないでしょうか。

素晴らしいビジョンを描くことも大切ですが、それを受け入れられる土壌を築くことの方が今の自社にとってもっと大切なような気がしています。ビジョンが受け入れられるタイミングを外してしまいかなり手間暇のかかる事になってしまっておりますが、従業員の皆さんに対する日ごろの振る舞いや姿勢そして行動が問われている事を心に念じこれからも励んで参りたいと思っています。

                   人財塾4期生 株式会社三和製作所 石井康文

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