No212 過去の受賞企業から ~第7回日本でいちばん大切にしたい会社大賞より①~
今回は2017年3月21日に発表のあった第7回日本でいちばん大切にしたい会社大賞の受賞企業の紹介とその中から印象に残ったホームページをご紹介致します。
<第7回日本でいちばん大切にしたい会社大賞 17社>
経済産業大臣賞 TOTO株式会社 https://jp.toto.com/
厚生労働大臣賞 学校法人 柿の実学園 柿の実幼稚園 https://www.kakinomi.com/kakinomi/
中小企業庁長官賞 コーケン工業株式会社 http://www.koken.jpn.com/
実行委員長賞 新日本製薬株式会社 https://corporate.shinnihonseiyaku.co.jp/
審査委員会特別賞 株式会社アポロガス https://www.apollogas.co.jp/
審査委員会特別賞 三和建設株式会社 https://www.sgc-web.co.jp/
審査委員会特別賞 スズキ機工株式会社 https://www.suzuki-kikoh.com/
審査委員会特別賞 ゾーホージャパン株式会社 ゾーホージャパン株式会社
審査委員会特別賞 有限会社ツマガリ https://www.tsumagari.co.jp/
審査委員会特別賞 株式会社特殊衣料 http://www.tomoni.co.jp/
審査委員会特別賞 株式会社ネオレックス https://www.neorex.co.jp/
審査委員会特別賞 武州工業株式会社 https://www.busyu.co.jp/
審査委員会特別賞 株式会社ベル https://ai-kando.jp/
実行委員会特別賞 株式会社ウェルテクノス http://weltechnos.co.jp/
実行委員会特別賞 株式会社ツバサ・翼学院グループ https://tsubasa-gakuin.jp/
実行委員会特別賞 社会福祉法人実誠会 障害者支援施設なるみ園 https://www.narumien.com/
実行委員会特別賞 社会福祉法人太陽会 https://shobu.jp/
2017年の第7回の日本でいちばん大切にしたい会社大賞では17社が受賞されています。
受賞にふさわしい企業であれば数に制限なく受賞すべきであることを考えれば、受賞数が多くなることが良い兆候を意味し、日本でいちばん大切にしたい会社大賞の主旨に近づいていると言えます。
今回は17社のホームページを拝見した中から特に印象に残った企業の記載部分をご紹介させていただきます。
2022年3月29日、No205【過去の受賞企業から ~第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞より~】に記載したことと関連しますが、ホームページには経営者の想いを表現することができますので、この内容は特に気になる部分です。
TOTO株式会社 https://jp.toto.com/ 社長メッセージより
殆どのホームページには経営者のメッセージが紹介されていますが、TOTO株式会社 清田徳明社長のメッセージは印象に残るもので、初代社長が二代目社長に送った書簡の中に記された言葉としてこのような記述がありました。
“どうしても親切が第一、良品の供給、需要家の満足が掴むべき実体で、その実体を握り得れば、結果として報酬という影が映る”という考え方です。
これは経営理念の根幹であり、揺らぐものではありません。代々の社長が大切にしてきたこの理念を後世にしっかり受け継いでいくことが、私の使命です。
経営トップが経営理念を大切にしていることがよくわかるメッセージです。
更に、
“社是や企業理念、企業行動憲章という将来にわたって引き継いでいくもの、つまり「心」の部分は不変のものです。一方、その時々の環境変化に応じ体の動かし方は変えていきます。「心」の部分は社員一人ひとりの行動の前提としてしっかりと根付いており、それがTOTOグループの強みとなっています。”
ホームページにこんな社長メッセージがあることは社員をはじめとした5人の関係者に大きなモチベーションを与えるのだと思います。
経営者の言動責任や一挙手一投足の影響は大きいのだと改めて感じました。
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
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