「人の優しさは涙の量に比例する」を学んで

4期生の青柳と申します。

 私は3期と4期の2年間(2020-5~2022-3)人財塾で学びました。

 この2年間は新型コロナ禍でしたが、良いこともありました。

 それは仕事での出張がなくなり、予習や課題の調査研究などの学びに集中できたことです。

更に時間に余裕がもてたので課題提出、スキルアップのために、パソコン教室に通い

ワードとパワーポイントを覚えることができました。

 

  最近の出来事として、坂本先生の講義で、頻繁に言われていた、

「人の優しさは涙の量に比例する」(恥ずかしいことはない、人の苦しみ、悲しみ、

喜びに触れ、涙することだ。)を思い出し、大泣きした出来事がありました。

 それは3月に兄貴と慕って、頼りにしていた叔父が亡くなり、前日の夕方に弔辞を頼まれました。

 多分、来るだろうなぁと心の準備は出来ていましたが、考えれば考えるほど

1コマ1コマのシーンを思い出し、涙が出て止まりませんでした。

 どうにか思い出と感謝の気持ちを繋げて纏めましたが読み返すたびに

涙が溢れてきます。

 いよいよ順番が来るときに坂本先生の、この言葉を思い出し周りを気にせず

自分の今の気持ちを素直に伝えようと思い、始めから終わりまで泣きながら、

さらに途中では涙が目の中にいっぱい溜まって書いた文字が見えなくなってしまい、「こんな事もあるのか」と戸惑いながら、どうにか弔辞は終わりました。

 お蔭で、優しい叔父には感謝の気持ちが届いたと思います。

 もうひとつ、人財塾では社会人生徒全員による「全体研究」として、

本を発刊します。

 これは坂本先生の「全生徒の記念に1冊の本を出版させてあげたい。」という強い気持ちによるものからです。

 第4期生は「感動が人を変える 心震えるエピソード50選」を

4月8日に発刊しました。

 50のエピソード中、12のエピソードが生徒の会社でのエピソードです。

 私も自社のエピソードを書きましたが、出版された本に自社の出来事が載るなど、

創業72年来、初めてのことでした。

 もちろん社内外での反応は想像を超えていて、気のせいでしょうか社員の

私を見る目が今までと違い、「なかなかやるじゃん」といったように感じます。

 まだまだ、坂本先生の言葉にある「涙の量」には足りませんが、これからも周りに遠慮せずに素直な気持ちをもって涙を流します。

株式会社 大成 青柳喜彦

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