まるだい運輸倉庫 秋元美里社長の夢

小田原の地域活性を手掛ける、(株)まるだい運輸倉庫。                               創業者の孫である秋元美里社長に自身の夢についてお聞きしました。

「私がやりたいことは、日本人としての教育普及と国内エネルギーの自給です」

秋元社長が社長を引き継いだ理由は、創業者が大好きなお爺さんだったからでした。そして、お爺さんの生き方を引き継ぎ、日本人らしさを伝えて行く決意でいます。少女だった秋元さんが破天荒なことをしても、お爺さんは、「いいよ、いいよ」といつも優しく微笑んでいました。その笑顔が今も思い出されるので、秋元社長は社員を𠮟らないのです。多様性や新しい事への挑戦を楽しんでいます。

秋元社長の自慢は、シングルマザーとして二人の息子をしっかり育てながら社長業をこなしていることです。ただ、日本の教育に強い疑問をもっています。日本人としての道徳をしっかり身に着け、自立した大人となって人のために尽くす人生を歩むことを望んでいます。道徳を身に着けるためには、古事記を読み返し、神社と寺の違いを認識し、日本の歴史伝統文化を知ること。誰かの顔色をうかがうのではなく、経済的に自立し自分らしい生き方ができることを望んでいます。

エネルギーの自給自足は、国としての自立です。太陽光発電がもてはやされていますが、亜鉛など有害物質を含むパネルの廃棄処理は未解決です。風力発電も欧州では見直されているのに日本では海上に広げようとしていますが台風での被害を過小評価しています。既に経産省が計画を立てているメタンハイドレートなどの海底資源の開発が望ましいと考えています。海底資源が豊かな日本はエネルギーを輸出することだってできる。既得権益者の反対が予想されるが、日本の未来のためにエネルギー政策の推進を熱望しています。日本がアメリカと戦争したのはエネルギー問題だったことを忘れてはいけない。

秋元社長は自社の経営だけに関心があるわけではありません。常に日本の国益を考えているのですから、普通の経営者とは異なります。自治体である小田原市などから多くの委員会への所属を求められています。                                          

小田原から天下に号令をかける尼将軍。                            ストアカ(ストリートアカデミー)講師としてデビューし全国の人とつながります。                     (学会会員:根本幸治)

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