「人を大切にする経営」の輪 【マツケンリフォーム様】 企業訪問

先日、(一社)全国リフォーム合同会議(さくら住宅の二宮生憲相談役が代表を務め、坂本光司先生が顧問を務められている)のメンバーである群馬県藤岡市のマツケンリフォーム様へ企業訪問させていただく機会がありました。「いい会社を創造する」という企業理念のもとに、五方良し経営を実践されており、創業5年ではありますが、地域の方々に頼りにされ、初年度から黒字を達成され、徐々に社員数・業績共に伸ばしておられます。

様々お話をお聞きする中で印象に残ったお話をご紹介させていただきます。

松本社長は前職での大切な仲間が次々と辞めていかなくてはならない悲しい経験に強い違和感を感じ、こんな事があって良いわけがない、社員を辞めさせたくない、社員第一の会社を作りたいという強い想いで会社を創業されたそうです。その強い想いの支えとなったのが坂本先生の著書「日本でいちばん大切にしたい会社」であったそうです。また、同じリフォーム業界で紹介されたさくら住宅の存在を知り、同じリフォーム業界でも人を大切にする経営は実践できると確信されたそうです。お話を聞きながら、坂本先生の五方良しの考え方が広がり、かつそれを実践される企業様が確実に増えているのだと、心強く思いました。

松本社長はまさにその創業の想いを実践され、焼き肉ミーティング、勤続年数祝金(勤続年数に応じて年一回支給)等、様々な取り組みをされ、建設業であるにも関わらず有給所得率は79.8%と数字でも素晴らしい結果として表れています。そして従業員数が10名ではありますが、すでに障がい者雇用をされていらっしゃいます。松本社長はどのような人も重要な人財であり、多様な人がいる中の一人が障がい者であり、特別な事ではないとおっしゃっておられ、強く心を打たれました。お伺いしている間も地域のお客様が絶えず相談にこられており、地域になくてはならい会社であるのだと感じ、そして何よりも社員の皆さまが活き活きと仕事をされている雰囲気が感じられ嬉しく思いました。ウェルカムボードから始まり、総出でのお見送りと、お忙しい中、お時間を割いてくださった松本社長と社員の皆さまには本当に感謝申し上げます。

私も人財塾での学びを活かし、「お天道様に顔向けが出来るのか」と自問自答しながら自社と共に成長していきたいと改めて思いました。

人財塾4期生 株式会社さくら住宅 小林怜史

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