プロ経営者を増やしていく・・・

2021年度の人本経営第4期生を卒業して、早半年が過ぎました。

この半年間の外部環境の変化として、コロナ禍以外に物価高と急激な円安が起きています。

令和4年9月22日に、中小企業家同友会の八尾支部と東大阪支部の合同例会で100名以上の経営者が集まって、同じ中小企業経営者の話を聴いた後で、経営についてテーブル討論をしました。

今回の合同例会の特徴は、ゲスト参加者の多さでした。

20名以上は参加して下さっていたと思います。

なぜそんなに多くのゲスト参加者が増えたかということ、世の中が不況になっているからです。

外部環境は悪化しているが、今後どうしたら良いのか分からない…

そんな声が、経営者からは漏れていました。

【コロナ禍、物価高、円安】

2022年はトリプルで不況要因が出てきています。

それでも人本経営を実践している会社で、もちろん景気が良い会社もあります。

全ての会社が業績悪化している訳ではありません。

これからの時代は、本気で経営をしていかないと淘汰される時代に突入しようとしていることを、当社はお客様の数字が見ることができる会計事務所・コンサル会社という立場だということもあり、強く感じています。

親から引き継いだ仕事を同じようにしてきた経営者は退場を迫られる時代に入ってきています。

外部環境が大きく急激に変化していっているからです。

中小企業家同友会のテーブル討論の時に、八尾支部と東大阪支部の中河内ブロック長が話された一言が本質を突いていてシビレました、

「今はどの業種、業界も良くはないけど、経営者がどうすれば良くなるのかが分かっているのか?漠然とした不安のままになっているのか?が大きな違いになってくる。

前者は改善できるけど、後者はできない。

自社の存在意義が認識できているのかが、10年後のビジョンを描けるのかに繋がっていて、未来で大きな差になっていく」

本当にその通りです。

当社でも、更にコンサル業務に力を入れて、お客様のお役に立てるように、プロ経営者を増やしていくようにしていきます。

そしてプロ経営者が増えることで、良い会社が増える、人を大切にする経営が広まっていくと信じています。

「人を大切にする経営」を実践している良い会社を1社でも多く増やしていくことが、当社の使命です。

人財塾4期生 大阪総合人財経営株式会社  代表取締役 佐藤 充

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