全員参加型の農園での障がい者雇用

 当社では、昨年8月から当社の20番目の事業所として、埼玉県越谷市に「DAiKO青空農園」を開設し、それぞれの個性と特性を持つ6名のスタッフを雇用し農園事業をスタートしました。

 事業とはいっても、売上利益を目的とするものではなく、スタッフの就業機会確保と長期安定労働を第一として、農作物についてはグループ会社を含めた社内提供と、社外の社会福祉法人「あかねの会」が運営する地域の食堂へ提供しています。

 そして農園サポーターとして近隣の事業所メンバーが毎週足を運び農園運営をサポート、他の事業所の社員も機会ある毎に足を運び、農園の様子を社内SNSにアップしています。

 なお、「青空農園」の社内SNSの投稿に対するインプレッション数(閲覧数)は毎回400に上り、40~50のリアクション数(いいね!など)があります。

 SNSを閲覧する社員は約700名、毎回6割の社員が閲覧し、社内でも最も注目されているコミュニティの一つになります(社内で一番の注目コミュニティといっても過言ではありません)。

 障がい者雇用は単に数合わせではなく、同じ働く仲間として迎え入れ、活動を応援し、野菜を届けてもらった感謝の気持ちを率直に伝える、社内でこのように自然に一体感が醸成され取り組めるプロジェクトはこれまでにはなかったことと驚いています。

 野菜を自宅に持ち帰り、家族との会話も増え、調理した画像をSNSに投稿することで温かいMessageがSNS上に繋がっていきます。これもひとえに農園で働くスタッフが社内に届けてくれた無形の付加価値のおかげです。

今年の秋には半期に一度行われる社内表彰で、社内活動部門1位を獲得(社員投票)し農園スタッフが表彰されました。

 当社の農園運営が今後も五方良しを目指した企業文化変革に寄与することを期待しています。

人材塾4期生 大興電子通信株式会社 間渕 剛志

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