◎睡眠時間を7〜8時間にすれば出生率も上がると思う。

◎睡眠時間を7〜8時間にすれば出生率も上がると思う。

◯昨年の出生率は1.26人と過去最低だ。
我が国の最大の課題で9月9日から10日に立教大学で開催される人を大切にする経営学会全国大会の統一テーマ、「人口減少社会における人を大切にする経営」だ。


◯日本人の睡眠時間は6時間18分
先進国の最下位だ。
5人に一人は睡眠に悩んでいる。

必要な睡眠時間は7〜8時間、
5時間が続くと新型コロナ、風邪等の感染症になり易い、6時間だと酔っ払い運転状態だ。シャワーから湯船に10分間浸かると深部体温が下がり熟睡し易い。39度のぬるま湯が良い。41度だと神経が高ぶり眠れない。
コーヒーは18時までで1日2杯までにしたい。

愛知医科大学には2007年に日本初の睡眠科が出来、年間で、延べ患者数(2021年度)は、11,909人/年,992人/月、入院患者数は延べ患者数(2021年度)727人/年が通う。近くに睡眠科があれば通いたい。勤務時間内でも通えるように配慮したい。 

2000年頃に私は糖尿病になった。睡眠不足も大きな原因だ。中学1年から大学卒業まで10年以上新聞配達をしたので深夜まで起き朝5時に起床する習慣になっていた。当時は健康には①バランスの良い食事と②適度な運動だけで睡眠が入っていなかった。皆さんに私の失敗を活かして欲しい。
数日前に早食いは死亡リスクが上がるデータが公表された。私は4年前から少量を20分以上かけて食べる。ゆっくり噛むので食べる量は少量になる。

集中力は90分なので、10分休み、90分を上手に使いたい。
残業はしないか小時間にしたい。残業は疲れて集中力が上がらず負のサイクルになる。

本日4日日曜日の「ゲンキの時間」は睡眠だ。休日の寝だめの習慣は直したい。昼寝は20分まではかえって良い。暑くなるので水分をとり適度な塩分があるおやつも取りたい。ゲンキの時間は放送後、HPが更新されるので、視聴しなくてもポイントは掴みたい。

伊藤忠の働き方に学びたい。
早朝出勤と16時には帰社できる制度に変えたり、元厚労次官の村木厚子さんを社外取締役に招き、出生率は2005年度の0.60から2021年には1.97まで上げた。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/402550?page=3

2019年に坂本光司、人を大切にする経営学会長とゼミ生が出版した「ニッポン子育てしやすい会社」
51社の平均は1.90だ。

人口を維持するには現在は2.06〜2.07が必要だ。

51社の約半数は日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業で残りも素晴らしい企業だ。

受賞企業はじめ51社のトップの判断が早い。多くの会社は質問すると「社長に聞きます」が多い。多くを社員の判断に任せるのと、トップに聞いてから行動する会社では積もり重ねれば相当な時間の差にある。
ちなみに51社の日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業と他の会社を比較すると出生率は全く同じだ。やり方は大変参考になる。

慶應大学大学院、前野先生の数日前の投稿から
西精工さん見学。西社長の講義中。
94%の社員が月曜日に仕事に行きたくてたまらない理由。

  1. 目指す姿があるから。
  2. 大好きな仲間に会えるから。
  3. 必要とされているから。
  4. 自分の居場所だから。
  5. 成長できるから。

西社長に残業時間を聞くと
60期 6.23時間/ 月
61期 4.56時間 / 月
62期 9.04時間/ 月だ。
西社長の考え方はメンタルがやられるような長時間労働はダメですが、ある程度の残業は逆にお客様のためにと思えば、働きがいに繋がります。新製品の開発やお客様の無理な納期に応えるのは幸せです。

残業を少なくする?
安心していただきたい。西精工はじめ51社の多くは残業続きのブラック企業から始まっている。社員4000人を超える伊藤忠も2005年度の0.60(ブラック企業だろう)から2021年には1.97になっている。

人口が増えている市等は子供世帯への予算を多くとっている。政府の決断は遅いが子育て世帯に予算を多くして欲しい。
岩見銀山がある島根県太田市大森町は400人だが人口が増えている。町民が子供達を我が子と同様に育てている。かつての日本がそうだった。51社もお互い様風土だ。

企業でも、トップの決断が徐々に出生率を上げる。ブラック企業だと人手不足がますます深刻になり倒産か廃業だろう。

可能なら、女性社員だけでなく男性社員も(産)婦人科医か女性看護婦を講師か産業医に招きたい。
(管理)栄養士も講師にしたい。女性は病院には行きにくいので効果があると思う。

働き方改革を進化させたい。

「人を大切にする経営学会」
中部支部
知野 進一郎

子供がいる男性社員数を含めた「ニッポン子育てしやすい会社」の出生率の計算と厚労省の女性だけの合計特殊出生率の計算式は違う。男性社員にも意識させるには男性社員も入れた方が良いと思う。

日本でいちばん大切にしたい会社大賞の審査項目には残業時間があるが、人を大切にする会社はトップが残業をできるだけ少なくする強い想いがあると思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です