最近よく考えること

経営人財塾5期生の関高志と申します。

今年の春、ひょんなことから、フローレンスというNPO法人を知ることになりました。すでにご存じの方も多いかもしれませんが、病児保育という社会的課題にいち早く取り組み、その後「障害児保育ヘレン」を作った法人です。ここに至るには、当時代表理事であった駒崎氏の体験がありました。

体が弱く熱を出しやすかった幼児の面倒を見る為に、仕事を休みがちになり会社を辞めざるを得なくなった知り合いの話を聞き、自身が子供の頃の様に近所に面倒を見るおばちゃんもいなくなった現代に足りないものを考えたそうです。それが、施設をもたない訪問型・共済型での病児保育でした。

心が大きく動いた私は、その後、「こども宅食」や「赤ちゃん縁組」など、様々なソーシャル事業に取組むフローレンスのマンスリーサポーターとなります。そんなキッカケから、フローレンスが開催するオンラインイベントに声をかけていただき、情報を手に入れる機会に恵まれるようになりました。貴重なお話をいくつも聴き、WEB越しに会話をさせて貰う中、少しでもお手伝い出来ることが何かないか、と自分自身の視点が変わりつつあることに気づきました。

家族の多様化に伴って孤独な子育て(孤育て)世帯が増えているそうです。経済的に苦しい、地縁がない、そしてそういった悩みを相談する相手もいない、親子が抱える困難は様々です。物価高で、家計がどんどん厳しくなると、真っ先に削るのがレジャー費用になります。海水浴やキャンプ、スポーツ観戦、野外学習といった、こどもにとって色んな体験をできるはずの夏休み、でも、お金の掛かるレジャーは諦めてしまうのだそうです。そんな今年の夏、フローレンスが取り組んだ「夏休み格差をなくそうプロジェクト」。こどもたちが夏休みにできるはずの体験の格差をなくしたい、という思いがこもった活動です。

いくつかの企業が協賛し、こどもたちに体験の場と機会を提供する素敵な取組みです。「飛行機の格納庫見学&機内食体験」「服の無料配布会」「一流スポーツ選手による指導体験・かけっこ教室」などなど。

「夏休みプログラミング教室」・・・?これは我々にも協力ができるのでは?

私たちの事業を通して、地域コミュニティや社会資源とのつながりを作り、そういった親子の笑顔を支えていくことが出来るかな・・・と今ひたすらに考えています。次回プロジェクトの折には、そんな活動に我が社がご協力できるように・・・と思っています。

人財塾5期生・大興電子通信株式会社・関高志

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