【No300『強く生きたいと願う君へ』著者;坂本 光司;いい書籍紹介】

今回は2012年3月に出版された坂本先生の『強く生きたいと願う君へ』をご紹介します。
2016年12月には『強く生きたいあなたへ』として新装版が出版されています。
本書は本物の力強さで生きる思考や心構えが書かれています。

『強く生きたいと願う君へ』著者;坂本 光司 発行;WAVE出版

●章立て
はじめに 
第1章 「なくてはならない人」になる
1 「なくてはならない人」になる。それが「力」をつけることだ。
2 仕事を正しく定義する。そこに「生きる道」が拓ける。
3 いま戦うことが、強い生き方とは限らない。
第2章 本質を見極める力をもつ
4 人の器はみな同じ。そこに、何を入れるかで人生は決まる。
5 全体を見晴らしながら、「目の前の仕事」に全力を尽くせ。
6 現象に惑わされず、常に本質を見極めろ。
7 必ず、自分の眼でみて、自分の手で触れなさい。
8 耳は二つ、口は一つ。「声なき声」に耳を傾けなさい。
9 1%の素敵な人に会いたければ、百%の人々に会いなさい。
第3章 喜びも悲しみもともにする
10 喜びも悲しみもともにする、そんなチームをもちなさい。
11 「強者」ではなく、「本物」をめざせ。
12 人生に遅すぎることはない。
第4章 人生でいちばん大切なものを知る
13 涙の数だけ、人は強くなれる。
14 「痛み」を知りなさい。それが、君に力を与えてくれる。
15 人生でいちばん大切なものを知りなさい。
あとがき

●本書より
“本当に強い人は、何があっても他者を責めません。そして、例外なく、どんなときでも弱者に優しい。そうでない者は、たとえ一時「勝者」であっても、必ず滅びるのです”

“強く生きるためには、もちろん「力」が必要です。しかし、それは他者を打ち負かす「力」ではありません。世のため人のために役に立る「力」にほかなりません。そして、本当に強い人は、「勝ち負け」とは関係のない生き方をしています。もっと「高い価値」を人生に求めているからです。だからこそ、地に足のついた確かな足取りで生きていけるのです”

人生の最後に向けたこんな言葉もあります。
“死への恐怖はありません。私にとって、死とは「お別れ」ではなく、「永い眠り」につくことです。そして、せめて社会に価値あるものを遺せば、安らかな気持ちで眠りにつくことができるに違いありません。人間とは、そういう目標をもっていれば、強く生きることができるのではないでしょうか” (日本理化学工業;大山泰弘氏『利他のすすめ』WAVE出版より)

●最後に
本書はすべての人々に向けたものです。
そして会社や経営者に向けてこんな言葉があります。
“会社の強さの根源は、経営者の「生き方」にある”
経営者の役割を担う人々には大きな責任がありますが、経営者ではないすべての人々も同じようにその生き方が大切です。
一度の人生を勝ち負けで生きるのではなく、正しい価値観をもって生きなければなりません。そして人生の最後には、少しでも社会に価値あるものを遺して安らかな眠りにつきたいと思います。

***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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