電子化を進めています

誰ひとり取り残される事なく、

人類が安定してこの地球で暮らし続けることができるように、

世界のさまざまな問題を整理し、解決に向けて具体的な目標を示す事。

これがSDGs(持続可能な開発目標)です。

そもそも、SDGsは地球規模を想定した国連で制定されたものですが、

これを「人を大切にする経営」の軸で考え、

人類を社員、地球を会社として入れ替えると次のように考える事ができます。

誰一人取り残される事なく、

社員が安心してこの会社で就業し続ける事ができるように、

業界や会社の様々は問題を整理し、解決に向けて具体的な目標を示す事

私は、世界も会社も同じだと考えます。

組織には先頭を走る社員と最後に走っている社員がいます。

また、途中で失速してしまう場合もあります。

そのような中で、誰一人とし取り残される事がなくというのは、

人を大切にする経営の基本だと考えます。

当社で働く社員が会社システムに対しても、

会社の中でも取り残されてはいけないのです。

当社は、現在、電子化に取り組んでいます。

社員の電子化教育も兼ねています。

というのは、社会全体に代金決済、契約、請求、納税、入札、

行政申請が電子化に移行してきているのに対して、

当社の社員のスマホの電子決済などのシステム利用率が

10%くらいと少ないからです。

もちろん、電子決済に対して特別なポリシーをもっている人も

いるかもしれませんが、世の中全体の流れは電子化です。

これに会社だけではなく、社員も取り残されてはいけないと考えます。

そのためには、会社の仕組を電子化を軸に切り替えて、

社員に電子化教育を行う事が必要だと考えます。

小学生がタブレットを使って授業や勉強をする時代です。

幼児が玩具を手にして画面をスワイプする時代です。

当社がIT会社ではありませんが、

簡単な操作を子供に教えられなくては困ります。

当社の社員(お父さん)は情けないと思います。

先日、会社に2台目の複合機を導入しました。

自分のPCから新しい複合機に印刷をするためには、

プリンタドライバの設定が必要です。

今までは、パソコンに強い社員が数人で手分けをして行っていましたが、

今回は各自にプリンタドライバの設定方法を教えながら、

ドライバのインストールを行いました。

また、複合機からのスキャナ操作を覚えていただきました。

これで、紙で持っていた各個人の書類が、

各自のパソコンのフォルダに保存できるようになりました。

経費精算の領収書も、今後は電子申請で

添付書類として送る事ができるようになります。

こうした取り組みも、

会社が行うべき「誰一人として取り残さない」ひとつだと思うのです。

株式会社新興ウオターマネージメント工業 石川 勝

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