「休みたい時に休める会社」

会社には、ほぼ毎日のように、配送業者さんが品物を届けてくれます。

先日、いつものように、会社に荷物が届けられ、

事務の担当者が品物を受け取った時、

そのドライバーさんも、かなり昔から当社に来てくれるという事に気づきました。

「そういえば、ドライバーさんも随分長く勤めていらっしゃいますね」、

「大変な仕事なのに、よく長く頑張っていらっしゃいますね」、

「お給料が他の会社さんよりもいいんでしょうね」

と質問すると、

「いや、それほどでもないと思います」、

「他社の方がいいのかもしれません」

という答えが返ってきました。

さらに質問を続け、

長く勤務できている理由をお聞きすると、

勤務している会社では、

必ず週休2日を含めて月10日間休む事ができるというのです。

しかも、必ず計画を出した通りに休みが取れるというのです。

(その後、質問をした当社の事務員さんに対して、

ドライバーさんは、「あなたも長いですね」と言われたそうです。)

運送業界や建設業界では、いろいろな技術革新や業務改善が進んでいますが、

大手の宅配業者さんは労働環境にも随分配慮しているのだと思いました。

働き方に配慮した話をもう一つ紹介します。

会社で新年会や忘年会などで利用させていただいている

地元では人気の居酒屋さんがあります。

店に入ると、店員さんが「いっらしゃいませ」と、

訪れたお客様も元気になるような挨拶で迎えてくれます。

店員さんは、元気で、明るく、楽しそうに働いていて、

店の雰囲気もなかなかなものです。

その居酒屋さんは、お店の隣に40人収容できる別棟のスペースを持っていて、

そこは貸し切り予約が入った時だけ営業をしています。

当社では、今年の夏の納涼会を開催しようと思い、

予約の電話をしたところ、

従業員の勤務のシフトが決まってから予約をお受けしたいというのです。

勤務予定が決まるのは営業日の3週間前だというのです。

一瞬、やる気のない店だなとも思いました。

しかし、そのお店の広さ、雰囲気、料理は他の店には

代えがたいものがあったので、お待ちする事にしました。

7月に入り、先日電話がかかってきました。

「やはりその日は、社員の都合がつかないので予約が受けらない」、

「他のお客様と一緒になりますが、お店の方ではいかがでしょうか」

という内容でした。

いつも満席のように賑わっているお店ですが、

社員の勤務に配慮した経営をされているように感じました。

私のこれまでの経営の判断の一つに

①お客様の注文はお断りしない

②注文には直ぐに対応する

それが中小企業の生き残りだと37年間叫んできました。

そして会社は順調に推移してきました。

経営の判断軸の軌道修正をしていかなければならない世の中になってきたようです。

                         石川 勝

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