飛騨高山に明るい会社があった。道が成る「ミチナル」さんだ。
やはり有った、明るい企業を紹介する。
農家の方だったら、変だと思いながら、商品にはならないが商品と同じ味だけれど捨てざるをえない経験をしていると思う。
外国に行くと、ホテルでは野菜が少ないので八百屋に行くと、日本では売られていない土が付いたり見栄えが悪く不揃いの野菜や果物が売られている、目方売りだ。日本にはほとんどない。
美味しいのに商品にならないもったいないと多くの人は思っている。
坂本光司法政大学大学院教授と数名のゼミ生のその家族の企業視察。
岐阜県高山市は、ほうれん草の生産が日本一だ。
年間で、1.3万トンが採れ9千トンは商品となるが4千トンは商品とならず捨てられてしまう運命にある。その4千トンに着手が始まった。
工場に入った瞬間にほうれん草の区分け作業が目に入る。障がい者に有っていると思ったので案内していただいた中川祐介取締役統括部長にお話をした。
見学後、坂本教授も同様の話をされた。
「道が成る」意味の岐阜県高山市の「ミチナル」さん。
写真は、始めて出された捨てられる運命にあったほうれん草づくしのランチプレートだ。
ヘルシー好みの女子だけでなく、63歳の私は基礎代謝量が減っている我々のようなものにも向いている。
ほうれん草や飛騨野菜、味噌を使った味噌汁。捨てるところはなさそうだが、赤カブの漬け物、朴葉味噌。
ご当地の「龍の瞳」の少量のおにぎり等を組み合わせた、飛騨のヘルシー18番プレートで税込み1800円でどうだろう。
社長は3.11で東北へ支援に行き、より人に優しい経営を決断されたようだ。
3.11は、外国から日本人の絆を教えてくれ、自分ではなく他人に尽くすことに喜びを見いだす人が多くなったきっかけをつくった。
親会社は、「山一商事」さん、100年近い企業、最初から最後まで「人」であり「人」しかいない。人を大切にする想いを感じる。
高山駅や京都の清水寺等でショップがあるようだ。
喜八郎という飛騨牛を使った牛まん、1個500円で高いと思うらしいが一口食べると納得の牛まんらしい。
「ミチナル」さんは、昨年11月に設立した会社。親会社と共に若き後継者の「山下喜一郎」社長だ。
Facebookのプロフィール写真は太秦で撮影したようだ。
「ミチナル」「山一商事」で検索して欲しい。
歴史ある飛騨高山から、高い頂きを目指す若き後継者や起業者は山下喜一郎社長と絆を組んで飛び立って欲しい。
ミチナルのFacebookページもある。
当日は残ながら山下社長は不在だった。
上記の内容をFacebookに投稿したら、山下社長から、訪問頂きありがとうございました。また、どこかでお目にかかれたら幸いです。
素敵な投稿ありがとうございました!とメッセージをいただいた。優しい社長だ。
コメントを残す