マコセエージェンシー、感動のオリジナル会葬礼状
仮定ですが、もし私が死んで、お葬式の準備で慌ただしい息子に、株式会社マコセエージェンシーさんの女性スタッフが電話でヒ アリングしたら、息子は、
「母は、明るくて行動派。強いようで、すぐ泣く弱いところもあって、、、。坂本ゼミに入ってからは幸せそうでした。経営の勉強が大好きで、、、。『女子大生よ~』と、楽しそうに通ってました、、。天国で坂本龍馬を探していると思うんです。」と声を詰まらせて語るかもしれません。
限られた時間内でのヒアリングから、故人の特長や思い出を文章にまとめて礼状に組み込み、参列者の心に残る感動的なものに仕上げているのが、夏合宿、鹿児島・沖縄で訪れた、会葬礼状の請負数が日本一・鹿児島市の株式会社マコセエージェンシーさんです。
オリジナル会葬礼状のパイオニアとして約13年にわたり、遺族の心に寄り添った“世界にひとつだけ”の礼状を作り続けてきました。
スタッフは、グリーフサポートの研修も受けています。業界のエンディング産業展などのセミナーで、グリーフについて講師として話すことも多くなったそうです。
グリーフとは、『「深い悲しみ」や「悲嘆」を意味し、大切な人を失ったときに起こる身体上・精神上の変化や、長いトンネルの中にいるような喪失感、悲しみの状態をさす』。
遺族は深い悲しみや悲嘆の中で心を閉ざしている中、ヒアリングされて語ることで、心がつながり悲しみがあふれ出し、救われていく。電話を通して、悲しみに暮れる見も知らぬ人を一時でも救っている、そんなことを心にとめながら、マコセのオペレーターの女性たちは丁寧に文字を紡いでいました。
さて、5階のマコセキッチンでは、毎日、社員がお料理の得意な人とそうでない人との組み合わせで、交代でみんなの分の昼食を作っています。お料理教室であり、花嫁修業の一環でもあります。
そのキッチンが素晴らしい! 職場の社員食堂とは思えません。都心のホテルのレストラン? と錯覚しそうな上質で洗練のインテリア空間です。五十嵐芳明社長が、社員を癒すためにこしらえました。
マコセの社員は、「私は会社から大切にされている」と感じるでしょう。だから、「がんばろう」と力が出るのでしょう。
私も、もっともっと周りの人を大切にしていこう、そう感じた、感動の連続のマコセエージェンシーさんでした。学びに感謝。 M2 本田佳世子
本田さん
キッチンも開業の翌日、奥さんが炊飯器を持ってきたことからスタートですね。
知野 進一郎