伊那谷

野口具秋です。
例年だと8月下旬は盛夏そのもので朝から太陽が照りつけるものだが、今年は少し様子が違う。伊那市に向かうため新軸西口高速バスターミナルへ行った。朝7時過ぎだが沢山の若者で一杯であった。待合室と言うにはあまりにもお粗末で、ほとんどの客が外に座りこんで屯している。かぜが秋風になっている。10分間隔で次々と発車して行く。珍しい女性運転手がハンドルを握り、きびきびとバスを走らせる。

伊那はもっと秋風であった。伊那食品はやはり綺麗な木立と佇まいでわれわれ一行を迎えてくれた。三々五々勝手に車やバスなどで到着だ。。総勢36人。先着組の先ほど電話が鳴ったBシャッターの竹村さんが近づいてくる。K投信の鎌田社長が声をかけてくる。たくさんの中間が日本で一番不便な所にある会社に馳せ参じてきました。。

竹村さんは社員全員で毎日行う始業前の掃除風景を見るために、7時半から来ていると言うのです。何時に起きてきたのでしょうか。さつき亭で寒天とぱぱ菜農園の自慢野菜のヘルシーなお弁当をいただく。ダイエットや地産地消のこだわりにテーブルで話が弾む。楽しい会話はみんなを好い笑顔にしてくれる。かんてんぱぱショップで楽しくお買い物。私は定番としているお目当てを要領よく買い求める。私の推薦に従い同じものを買い求める方も何人かいて、常連ぶって、少し背中が反り返る。

工園を案内しながら井上社長は、掃除道具が置いてある倉庫に案内してくれた。何台も置いてある掃除用の車に颯爽と乗り込み運転をして実演をしてくれる。あまりにも見事な操作振りに全員で拍手喝采。井上社長の顔が無邪気な笑顔で一杯になる。社員にだけ清掃をさせているわけではなく、経営者が先頭に立って垂範していることがよく解りました。何回訪れても新たな発見と社員の優しくて控え目な対応と豊かな自然が満ち満ちているこのユートピアは心をわくわくさせてくれます。

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