CSR 就活生の企業選択基準に

CSR 就活生の企業選択基準に(10.02.08読売新聞)

就職先を選ぶ際、企業の社会的責任(CSR)を意識する
学生が増えているそうです。
9割近くが「企業選択をする上でCSRという視点は必要と
答えたといいます。

就職難ということが叫ばれている環境下にあっても、規模
やブランドで就職先を選択しない大学生が増えているという
ことです。

完全に時代の変革期にあることを感じさせるニュースです。

先頃、坂本ゼミでは『価値ある企業の指標化プロジェクト』に
取り組み、雇用創出に積極的な1400社といった優良企業群
に対してアンケートを行い回収しました。

CSRを重視をしている企業が好業績という関連性が出てくる
のではないかと期待しているところです。

学生は、本業と結びついたCSRを評価しており、本業とかけ
離れたCSRはイメージに強い影響を与えないようだと記事に
あります。

CSRもこれ見よがしにやっている企業に対しては学生たちは
そっぽをむいていることがうかがえます。なかなか最近の若者
は本質を見極める力がついてきていると感心させられます。

こうした学生が感嘆するようなCSR活動をしている企業は、
企業の存在理由や目的意識が明確で理念経営をして人を
大切にしている企業であることはまず間違いないでしょう。

そういう企業に優秀な人材が集中し始めているのです。
その結果ますます、人本主義の企業が存在感を増してきます。

いい方向へ進んでいると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です