みちのく・仙台

野口具秋です。

台風14号が過ぎたが台風一過の晴天とはならず、
冷たい雨が降り続いています。
台風を追いかけるように、
東北新幹線はみちのく・杜の都仙台に向かっています。
紅葉前線はどこまで下りてきたのか。
車窓に流れる景色は視界を雨が遮り、遠くの山々は見えません。

白河を越えると、山里の景色が迫ってきました。
郡山に列車が停車すると、ホームを歩くコート姿が目立ちます。
東北の入り口です。開成山公園の紅葉はまだでしょう。
福島駅前の事務所だったビルが通り過ぎて行きました。
仙台まではもう20分位です。
雨に打たれる秋保温泉の木々が少し紅色に色づいています。

飛ぶように売れるという言葉は
「さいち」のためにあるのではないだろうか。
ごった返す店内は若いも老いたる者も必死です。
ワイフ殿のたっての希望の「おこわ」はとっくに完売。
残り少ない「おはぎ」を手にするのがやっと。
近藤さんの手を借りて23種のおかずを興奮状態でゲットしました。

仙台のカラオケは弾ける。
果敢に割って入った鈴木さんはあえなくリング外へ。
若手組はプロかと見まがううまさ。
曲がガンガン提供されるが唯の1曲も知らない。
「あこがれのハワイ航路」を勧められたが俯くばかり。
運ばれてきた枝豆とフレンチフライ、ピザとソーセージを
懸命に口に運ぶ。
それでも雨模様の夜の国分町は熱く更けていきます。

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