ギャラリーでの縁

 水曜担当の鈴木(良)です。

 昨晩、アップしたつもりが失敗したようなので1日遅れですみません。

 本日、久しぶりに以前から親しくしている画家T子さんのギャラリーへ出かけました。ちょうど私も名前を知っていたK氏の作品展が開催中で、ご本人も見えておられT子さんの紹介でご挨拶をしました。

 その時、T子さんより私が大学院へ行っている話が出たので、坂本研究室の名刺を差し出したところ、Y氏は坂本先生の講演を5回くらい聞いたことがあり、先生のファンである旨知り、街中での偶然の出会いにびっくりした次第です。

 Y氏は、昭和24年生まれの牧ノ原出身で長く中学校教員を務め最後は校長で定年退職、現役時代から仕事の傍ら、絵画制作活動に取り組み、数々の賞を受賞された実力者です。定年退職後、本格的に制作活動に取り組むため、現在は週に3日ほど、母校の武蔵野美大へ勉強に行っているとのことです。

 先生の講演の中で出てきた福島の柏屋さんへ実際に行き、子供の詩集の話が出たり、自分のお嬢さんが信州の伊那食品工業にほれ込み入社試験を受けたが入れなかったことなど話を聞きながら先生の持つ縁のすごさに感動した次第です。

 Y氏が牧ノ原出身というので、ゼミで同期生のKさんを知っているか尋ねたところ、お父さん、お母さんも良く知っており、Kさんも多分美術の教え子と思うとの話にまたまたびっくり、世の中本当に狭いですね。(これは、まだKさんには伝えてありません。)

 そこへ、蒲原(静岡市清水区)出身の年配の水彩画家が話に加わり、市川酒店の話を持ち出したところ、お父さんの代から知っており、現経営者の息子さんをなかなかしっかり者と評するなど、これも坂本先生の縁なのかと感心することしきりでした。

 3人の話を聞いていたT子さんが喜んだことは言うまでもありません。気丈の彼女らしい言葉を最後に一つ。私は出会いの神様なの。

 ちなみに、Y氏の絵は抽象画で私の理解の域を超えていました。

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