「人を大切にする経営学」書籍の全国図書館への寄贈（人財塾3期生修了記念）プロジェクト報告

「千葉商科大学大学院」及び「人を大切にする経営学会」が共同開講する、「中小企業人本経営（EMBA）プログラム」（人を大切にする経営大学院事業「経営人財塾」）第3期生36名による坂本光司先生の書籍寄贈プロジェクトを本年も実施しました。今回で3回目になります、終了しましたのでその報告をします。
3期塾生は、1年間ご指導戴いた、坂本光司先生方へ感謝の気持ちを表すこと、ならびに修了生共通のミッションの一つである、人を大切にする経営学（人本経営学）を広く普及、啓蒙することを目的に、本プロジェクトを企画しました。その結果、全国30館の図書館に寄付を実施しました。

過去2回の寄贈先
第1回は、全国12図書館に寄贈。電気通信大学／ビジネス支援図書館推進協議会の竹内利明先生のご協力によりビジネス支援書籍館推進協議会のメーリングリストを通じて呼びかけに応じた書籍館です。寄贈書籍は「日本でいちばん大切にしたい会社」1~6（あさ出版）、「人を大切にする経営学講義(PHP研究所）、「強く生きたいと願う君へ」(WAVE出版）でした。
第2回は、16大学の図書館に寄贈。全国の大学のキャリア支援センターのリストを参考に、書籍寄贈の希望を募るメールを送信し、募集に応じた所です。寄贈書籍は「日本でいちばん大切にしたい会社」1~7（あさ出版）、「強く生きたいあなたへ」(WAVE出版）でした。

今回の寄贈書籍選定と寄贈先
寄贈先につきましては、今まで「日本でいちばん大切にしたい会社」に掲載された企業の所在地のある図書館にしました。過去2回の寄贈先を参考にして違う切り口から決めました。該当図書館をリストアップし、蔵書を各図書館のホームページから検索、「日本でいちばん大切にしたい会社」の各巻の何巻が蔵書されているのか確認をしました。蔵書されていない巻を図書館に提案し、寄贈することとしました。
該当図書館は63館、その図書館にプロジェクトメンバーが1館々、電話やメールにて書籍寄贈の打診をし、了解をえた30館の図書館に寄付を実施しました。
寄贈の書籍は、坂本先生著作の「日本でいちばん大切にしたい会社」1~7（あさ出版）と坂本先生編著の新刊「もう価格で闘わない」（あさ出版）としました。「もう価格で闘わない」は3期の塾生が執筆に参加しました。

図書館の反応
各図書館では書籍寄贈の自体を受け付けてない所もあり、コロナウィルス感染により、受付の電話自体が繋がらない所もありました。寄贈を希望しない図書館は、蔵書スペースがないとか、発刊年が古い、また県内企業の掲載の本のみ所蔵します、などの理由がありました。そのため、各プロジェクトメンバーは汗を流しました。
寄贈を了解された図書館で、川崎市立中央図書館は「柿の実幼稚園が掲載されている6巻が所蔵されていない事に恐縮されて、「是非、寄贈願います」との回答をいただきました。
総じて、各図書館の反応は好感触で、「人を大切にする経営」の知名度が上がりつつあることを感じました。

寄贈先図書館と寄贈数
全国30図書館に寄贈を実施しました。寄贈先図書館は次にあげるリストになります。みなさん地元の図書館で確認をしてください。
寄贈書籍の内訳は、「日本でいちばん大切にしたい会社」43冊、「もう価格で闘わない」27冊、合計70冊、総額￥123,200となりました。

寄贈先の書籍館リスト
（札幌市）・札幌市中央図書館・厚別図書館・清田図書館・山の手図書館・メディアプラザ図書コーナー(ちえりあ）
（岩手県二戸市）・二戸市立図書館
（宮城県仙台市）・宮城県立図書館・仙台市民図書館
（福島県いわき市）・いわき総合図書館
（群馬県高崎市）・高崎中央図書館
（埼玉県日高市）・日高市立図書館
（千葉県鴨川市）・鴨川市立図書館
（神奈川県川崎市）・川崎市立川崎図書館・川崎市立中原図書館・川崎市立麻生図書館
（静岡県磐田市）・磐田中央図書館
（長野県長野市）・長野県立図書館・信州大学付属図書館OPAC
（愛知県豊橋市）・豊橋市中央図書館
（大阪府大阪市）・島之内図書館
（兵庫県西宮市）・中央図書館
（兵庫県加古川市）・ウェルネスパーク図書館・中央図書館
（島根県大田市）・大田市中央図書館
（島根県出雲市）・出雲中央図書館
（島根県松江市）・松江市立中央図書館
（福岡県福岡市）・福岡県立図書館・福岡市総合図書館
（沖縄県那覇市）・沖縄県立図書館
（沖縄県沖縄市）・沖縄市立図書館