就職活動 長所飛躍編

就活学生にとっては、短所克服が気になるのに次いで、長所をいかにアピールするかが課題にあがってきます。最近の学生は自己分析に関心が高く、また簡単に分析できるツールがあるので利用が進んでいます。時間効率を重視する学生にとっては、短所克服の早道は短所克服の時間を長所飛躍に使うことの方が重要のようです。そもそも、短所と長所は紙の裏表に過ぎず、行動が遅いという短所は熟考を重ねるという長所で同義語と考えることができます。

長所を引き出すにはどうしたら良いか?                      その一つの方法に、自分の時間を何に使っているのか、お金の使い道である商品やサービスは何かを紙に書き出してみると見えてきます。当たり前の習慣なので気づき難いのですが、自分の毎日の行動表を作ることで自分を視覚化できます。時間とお金を駆使するモノやサービスを特定できれば、そこから波及する関連事項が見えてきます。  

自分が好きなものは何か?                           好きなものをマインドマップにして詳細に分析する。例えば、鉄道が好きだとわかる。実は鉄道が好きだと言っても、鉄道に乗りたいのか、鉄道写真を撮りたいのか、鉄道模型を作りたいのか、鉄道の知識を増やしたいのか、波及する方向性が違う。方向性をさらに伸ばすと関連する別の好きな事物が見つかる。採用面接で使える自己紹介の物語を描いてみましょう。(学会会員:根本幸治)  

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