【3つの初めて】
私は社員数10人以下の小規模事業の経営者をしています。
私たちのような小規模事業者にとって、坂本先生から教えていただいた学びを実践するのにはとても大きなハードルが一つありました。
それは、「障がい者雇用」です。
現在の民間企業の法定雇用率は2.3%で、43.5人以上を雇用している事業主は1人以上雇用しなければならないという制度があります。
先日この「障がい者雇用」について運命的な出会いがあったため、ブログにて紹介させていただきたいと思います。
彼女は現在、県立大学の4年生です。彼女は筋ジストロフィーという「重度障害」を抱えており、医療的ケアも必要です。それでも地元の養護学校を卒業後に公立の大学に受験をし合格したのです。これは地元の養護学校では前例のないことだったそうです。そんな彼女が偶然に新聞に掲載されている弊社の記事を読み、興味を持ってくれていたようです。
たまたま私と県立大学の先生との出会いから、大学で講義をしてほしいという要望があり、坂本先生に教えて頂いたことを生徒さんたちにお伝えする機会を頂きました。
そこには、車椅子に乗りながら話を聞いている彼女とそのお母様の姿がありました。講義が終わった後に、インターンに行かせてほしいと彼女から言われ、喜んで受け入れることをお伝えしました。
インターンを受け入れて感じたことは、“とても能力が高くすぐに即戦力として活躍してもらえる!”ということでした。彼女は病気のこともあり、手以外は自由に動かすことができませんし、トイレや食事、たん吸引などの介護をする方がいつも一緒にいないといけません。車の乗り降りもお母様が抱っこして移動させないといけません。しかし、それ以外は私たちと何も変わりはありません。
自身の病気のことでこれまでの人生、私たちでは想像もつかないぐらい、たくさんのことで悩んできたことでしょう。その分、彼女は誰よりも人の優しさを知っているし自分に出来ることを誰よりも一生懸命に取り組むことができるのだと思います。
彼女と一緒に働いた社員さんも、以前より思いやりの気持ちが育まれたように感じています。
インターン受け入れ期間終了間近で、正式に来年の春に新入社員として就職させて欲しい、と彼女から伝えられました。私は、即答で来年待っているから宜しくね!とお伝えました。
就職について色々と調べているうちに、島根県では医療的ケアの方が就職したという前例がなかったようで、県・市職員の方も「本気で言っていますか?」というような対応でした。今回の件で初めて、医療的ケアの方が就職するための制度が全く整っていないことにも気付かされました。
私は、小規模事業者こそ「障がい者雇用」をするべきだと最近は感じています。一人ひとりの距離が近く、家族のような関係を築いていける私たちこそが、障がい者の方が働く環境としては合っていると思うからです。
今回、“初めての新卒採用”と“初めての障がい者雇用”そして、“島根県で初めての医療的ケアの方の雇用”と3つの初めてにチャレンジさせて頂けるキッカケをくれた彼女に感謝し、彼女と関わった人が光輝くような存在になってもらえるよう伴走していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
EMBA 4期生 株式会社トレンド 代表取締役 徳田 裕成
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