【約束を守ること】
当社で、2023年12月6日に「ファームノートサミット2023」というカンファレンスを札幌で開催致しました。
– ファームノートサミットとは?
ファームノートサミットは参加者全員の真剣な議論から知恵を出し合うことで社会的インパクトの創出を目指すカンファレンスです。ファームノートグループのビジョンである「生きる」を、つなぐ。の実現をテーマに、100人の登壇者と参加者全員が「北海道、地球が持つ課題に対して何ができるか」を考え、知恵を学び合い、人と人のつながりから新たな可能性が生まれ「共創・挑戦」につながっていく。課題先進地・北海道から地球のサステナビリティを考える会です。
100人の登壇者を集め始めたのは9月くらいからだったのですが、当社経営陣で繋がっている何名かの外部の経営者さまがアドバイザリーとなり、有志で登壇者を集めていただき成立致しました。(私たちは1/3のご登壇者くらいしか集めておりません。しかも無償でのご協力)
何を言いたいかと言いますと、全ては「絆」から生まれている、ということです。その絆はどこから生まれているかというと、「約束を守る」という行為からではないかと思っています。「今度、やりましょう」「いつか実現できたら良いですね」ではなく、自分の口から出た言葉に忠実になり、それを相手への貢献の意図を込めて実行することで約束(契約上の約束ではなく、自分の言葉で言ったことに対する自分への約束)を果たすからこそ(しかも勝手に)、これだけの信頼のつながりができたのではないかと思っています。
そして、その絆づくりは、そのまま「人を大切にする経営」につなげられるのではないかと考えました。
人は、無意識に人に対して期待を抱きます。その期待はその人の口から出た言葉に依っています。その言葉が現実化したときに人は期待通りと判断し、現実化しなければ、この人は口だけだ、と無意識に判断します。
社員とその家族、取引先とその家族、顧客、株主・金融機関、地域社会。学会が提唱する五方よしの実現には、約束を守るということが根底にあるものだと信じています。
約束を守ることに徹底的にこだわり、つながりから生み出される可能性を、自分の人生と経営にさらに取り込んでいこうと、改めて思うきっかけとなりました。
今回も私の話を読んでくださり、ありがとうございました。
株式会社ファームノート 代表取締役 下村 瑛史
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