【No306「日本でいちばん大切にしたい会社」を受賞した247団体の地域別状況】
3/6(水)に第14回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞者決定の発表がありました。
この表彰制度は2011年からはじまり、当初は経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞、実行委員長賞(実行委員長賞は第7回まで)、審査委員会特別賞の4つの賞で8社の受賞から始まりまっています。
第5回から厚生労働大臣賞、第8回から中小企業基盤整備機構、第10回から地方創生大臣賞、そして今年の第14回には内閣総理大臣賞が新設されました。
そして受賞企業数は年々増加傾向にあり、第1回からの累計では247団体(1団体が複数受賞あり)となりました。
今回の投稿では、過去247団体を地域別集計をお伝えしたいと思います。
・全国地域別では、関東が77団体で31%、中部は59団体で24%でした。また四国は4%、東北、北海道は各3%でした。
・都道府県別では、上位から①東京都38、②大阪府20、③静岡県18、④神奈川県と福岡県が14で同数となっています。
・残念ながら受賞企業が出ていない都道府県は8県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、山梨県、三重県、長崎県)ありました。
この8県にもいい会社は存在しているはずですので、第15回に向けて他薦自薦での応募が増えることを期待したいです。
そして受賞企業がすべての都道府県だけでなく、すべての市町村にも存在している状態は決して夢ではありません。
人を大切にする経営を目指す全国の経営者の皆様や、2017年度まで坂本先生が在籍された法政大学大学院政策創造研究科や経営人財塾に関係される多くの皆様のご支援があることを思うと、この学会の安定的な広がりや全国への浸透を感じずにはいられません。
もちろん坂本先生が法政大学大学院政策創造研究科に来られる前の長年に渡る全国での活動がすべてに繋がっていることは『雨垂れ石を穿つ』、『人隅を照らす』という言葉を思い出し、決して絶やしてはいけない大切な思いです。
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
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