第1回ツールド安部峠

祝日の月曜日・担当小松です
一昨日~昨日と1泊2日 ゼミをおやすみさせて頂き、静岡県の奥座敷(?)梅ヶ島温泉で開催された、「第1回ツールド安部峠」観戦と梅ヶ島温泉の旅のアテンドをしておりました。
名称を読まれてお解りの通り、自転車レースなのです。静岡県と山梨県の県境、安部峠を目指し、両県側から一斉にスタートして、上位15位までの人数で勝敗をきめるというレースすが、山梨県身延町からの申し入れがあり、急遽静岡市で対応をきめられたとか。担当箇所は農林業を所轄する中山間地域振興課。
どうせ、レースをするなら、観戦するお客様を集客できないか?という市役所のご意向の元、トライアルとして実施いたしました。

9日は、あいにく大雨注意報もでているお天気。しかしながら、昼に静岡駅にご集合いただいたみなさまは元気いっぱい。駅前から1時間半はかかる現地まで、車内はなごやかにすすみます。富士山の絶景の見所、安部峠もあいにくの大雨でしたが、予定どおりかっぱに身を包み安部峠のトレッキング開始です。案内人は現地の「ようこそ梅ヶ島」のみなさま、旅館の経営者のグル-プです。最近は各地で着地型観光の受入ブームですが、梅ヶ島も行政・民間が一緒になって、交流人口増加の為にがんばっています。
鹿の足跡や、沢山の高山植物の話を伺いながら1時間はあっというまにすぎました。
冷えきった体に、少しぬるめの温泉の湯がこことよい。

そして、8時スタートの自転車レースを応援します。
私の観戦場所はかなりの勾配の急なところ。それゆえ、みなさん苦しそうではありますが、この場所はプロがトレーニングにつかわれるとあって、すいすい上がっていきがてら、手をふる余裕のある選手もいます。

見学後は、なぜか古より金がとれたという、金山を散策し砂金採り体験。きらっとひかる金を見つけるたびに大騒ぎです。魚魚の里という施設で、本日の自分のお昼のおかず(やまめ)を釣って頂き、バーベキューのお昼を頂いてから帰路につきます。

みなさまから貴重なご意見も沢山頂きました。
いつも思うのは、体験プログラムの 内容や施設の善し悪しではなく、やはり「人」なのです。「みんな親切で、素朴でいいところだねえ。」初めて梅ヶ島へいらしたと仰有る方がそうお話くださいました。流ちょうになれた口ぶりで話す観光地のガイドより、素朴でもときどき脱線しちゃっても、一生懸命にかたってくれる村のおじさん、おばさんのほうが、またきたい、そんな思いをいだかせてくれると思うのです。

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