富士宮の障がい者雇用企業
水曜担当の鈴木(良)です。
快晴に恵まれた9日(火)内山ゼミ長以下9名で、富士宮市小泉にある(有)フジ化学を訪問しました。障がい者雇用に積極的に取り組んでいる亜鉛メッキを主力とする会社です。
従業員38名中、25名が障がい者でうち15名が重度障がい者ですが、全員が正社員で、月額給与は、平均で12万を支給しています。
当日は、遠藤一秀社長より、地元メディアで放映されたビデオを鑑賞した後、工場内での朝礼を視察しました。障がい者を中心に運営されており、仕事の心構えなどを中心に唱和し、コミュニケーションと安全の徹底がなされてました。
その後、現場を案内されましたが、加工冶具(ハンガー)へのメッキ部品の「吊るし」と「外し」の作業を中心に見事に分担がなされ、自主的に活動している姿が印象的でした。リーマンショック以降、受注が3分の1に落ち込み、会社存続の危機に瀕したこともありましたが、それを救ってくれたのも障がい者の社員であったと社長は語りました。
次に、工場近くにある(株)ココロネを訪問。当社は、就労以降支援事業所として昨年立ち上げた会社で、そこには、就労訓練中の障がい者が軽作業を行っていました。ココロネでは、このほか訓練メニューとして農作業を取り入れています。
遠藤社長は、障がい者雇用をノーマライゼーションの実践として位置づけており、自身のライフワークともしています。当社を取り巻く経営環境も最悪期を脱したとはいえ依然厳しい状況が続いています。こうしたなか、障がい者を積極的に活用し、品質向上と環境整備、更にはこれからの障がい者就労支援にも取り組む遠藤社長の姿勢に一同感銘いたしました。
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