次代(時代)は5つの眼で読む。

月曜担当の小林です。
昨日、迂闊にも投稿できずすみませんでした。
一日遅れで書き込みます。

坂本光司教授の最新刊がまもなく出版されます。
タイトルは「経営者の手帳」(あさ出版)。
視察企業数6500社を誇る同先生が、つぶさに企業の実態をみてきて、心に留めた金言や格言を解説付きで1冊にまとめたものです。

いちはやく入手させていただきました。
金言の中に次のような言葉があります。

次代(時代)は5つの眼で読む。

企業の唯一の生存条件として、時代に適応した経営を行なうことと指摘され、不確実性の高い現代において、的確な判断をするためには経験や直感での予測は極めて危険として、5つの眼をもって時代を読み解くべしと諭されています。

第3の眼として、『ローカル観ではなく世界観』でものごとをとらえよとご指摘されています。

世界観とはまた大きな概念です。
当面、世界観ということで留意しておかなければならないことはチャイナリスクということになるでしょう。
安易に中国に依存した経営をしないことはますます生命線になってきているものと感じられます。

その意味ではすでに取り上げましたエフピコ社の取り組みは完璧です。
中国に進出する気もなければ、絶対に中国のモノづくりでは真似できない圧倒的な技術力で快進撃を続けています。

高売りで有名なでんかのヤマグチには中国の企業が、その経営手法を学ばせてほしいと訪ねてきているそうです。山口社長は中国に行き、店舗経営の指導をしたそうです。指示はなんと「掃除をしなさい」というものでした。あまりにも店が汚かったそうです。数年経って再訪すると山口社長の教えを守り、店をきれいにした店だけが売上を伸ばしていたそうです。

ハッピー小川にも中国がきていました。一人っ子政策が中国の高齢化を支え切れず、もうまもなく深刻な状況になることが懸念されているそうです。同社の介護に対する考え方を吸収しようというのが接近の狙いです。

中国に依存するのではなく、中国が頭を下げて教えを乞うくらいのレベルにまで事業を高度化させることもひとつの世界観といえるのではないでしょうか。

いつの日か中国が人本主義の理念経営を学びたいと当事務所のドアをノックする日がくることが目標となりました。

小林秀司

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