猫屋敷

野口具秋です。

新幹線静岡駅南口について行くことを決心して、
叔母に電話をすると、元気な声が返ってきました。
病も癒えて達者のようです。
年に何度も来るのですが、訪ねるのは数年ぶりです。
今度会うのが葬式ではしゃれにもならないし、
叔父と叔母の元気な顔を見て帰るのも悪くないと思いながら
企業視察のスケジュールに参加します。

駅から10分ほどの静かな住宅地の一角にあるのですが、
道々の道路際は大きなオフィスビルが連なり、
あれほど見知った風景は見当たりません。
知らない街に迷い込んだような錯覚になります。
知った通りに出て、見慣れた並木道を渡ると近いです。

80歳になる叔父は麻雀の約束で留守でした。
今でも現役で診察を続けています。
代わりに迎えてくれたのは猫8頭(匹ではない)です。
この前来た時は庭で餌をもらっていた野良猫が昇格して
家のなかに巣くっています。
逃げては行きませんが寄り付きもしません。
全く可愛げはありません。

唯一愛敬がいいチャコは17歳となり、2階から降りてこない。
叔父の出前を楽しみにする猫人生です。
叔父の買い物は猫缶と刺身だけです。
猫たちは24時間食べ放題です。
叔母が夕食に用意したトロの刺身が餌になってしまいました。
文句を言うと、耳が遠いのをいいことに知らん顔の平和なおじ夫婦です。

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