事業計画

高橋です。

会社の新年度の事業計画、事業予算を確定させ、(4月が終わり)新年度が一か月過ぎました。

僕が経営する興和サインでは、
日本経営品質賞アセスメント基準書をもとに組織プロフィールをつくっています。

今年の2月には、「実効力」ある経営の導入認証の評価をいただきました。
今年は、継続認証、来年は、上級認証、
そして、再来年は日本経営品質賞にチャレンジと階段をステップアップするつもりでしたが、
震災の影響もあり、1年間計画を延期することにしました。

今年一年は、しっかりと力を蓄えます。

実は、この経営品質向上のプログラムは、日本独自のものではありません。
世界中で活用されていて、日本以外の国では国家戦略として国が積極的に関与しています。

しかし、日本ではそれほど広まっていません。
その理由は、もしかしたらアセスメント基準書にあるのかもしれません。
文章が演繹法と帰納法の両方で組み立てられていて、
お経の経典のような感じがするのです。

雲をつかむ、というような感覚でしょうか。

中小企業の経営者こそこの経営品質の向上が必要です。
だけど、現在は、大企業が取り組んでいますね。

秘すれば花ということでしょうか。
本当にいいものは、広がらないのかな。

手が出ないというか。
なんというか。

ちなみにですが、カテゴリーアセスメント項目を下記に記載してみたいと思います。
僕は、企業の視察に行ったときに、このフレームで企業の組織プロフィールを独自に
見ます。もちろん、それは自分だけのもので、他人には言いません。
自社の経営に役立てるだけです。

1.経営幹部のリーダーシップ
経営幹部のリーダーシップ

2.経営における社会的責任
社会要請への対応
社会への貢献

3.顧客・市場の理解と対応
顧客・市場の理解
顧客からの意見や苦情への対応
顧客満足の明確化

4.戦略の策定と展開
戦略の策定と形成
戦略の展開

5.個人と組織の能力向上
組織的能力
社員の能力
社員満足と職場環境

6.顧客価値創造のプロセス
基幹プロセス
支援プロセス
ビジネスパートナーとの協力関係

7.情報マネジメント
経営情報の選択と分析
情報システムのマネジメント

8.活動結果
リーダーシップと社会的責任の結果
個人と組織の能力向上の結果
プロセスの結果
総合結果

以上です。

お気づきの方もいると思いますが、
このカテゴリーに財務がありません。

このカテゴリーアセスメントをきちんと
実行していけば、利益はあとからついてくる
ということです。

つまり、シンプルに考えるとビジネスは
これだけのことをきちんとPDCAしていけば
上手くいくということです。

しかし、ひとつでもかければ上手くいきません。

だから経営は面白い!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です