坂本ゼミブログ初投稿!

みなさん、こんにちは。

政策創造研究科 坂本光司研究室 M1 井上です。
いま、帰りの新幹線の中でこの記事を書いています。

初めてこの坂本ゼミのブログに投稿するに当たって、社会人で、経営者のはしくれで、会社も大変な状況のいま、なぜ大学院生になったかという事をお話ししようと思います。

中小企業(特に、中小製造業)をITでお助けすることを使命として仕事をしてきましたが、リーマンショック後から苦戦を強いられ、この厳しい時代に活路を見出すため、あらゆる方法を試しているところでした。

いろいろな勉強会や研修、会合などに顔を出し、会社を変えようとしたり、社員教育を頑張ってみたり、マーケティングで奮闘してみたりして、なんとか沈没するかしないレベルをキープしている状態でしたが、光を見出せるところまでは行っていませんでした。

ある日、私の勉強仲間がとある朝食勉強会で知らない方だらけの前で講義をするので、知った顔の安心材料として参加してくれないか、と誘われました。「もちろん、居るだけで役に立てるなら喜んで!」と二つ返事で参加をしました。

日ごろにない空気感に新鮮さを感じ、その会に少し興味を覚えた私は、次回も参加することにしました。その次回こそが特別な回で、我らが坂本教授が特別ゲストで講義をする回でした。

講義を聴いて、なにやら感じるものがありました。いや、体がしびれたといっても過言ではありません。会が終わると、名刺を持ってふらふらと坂本先生の方に近づいて行く自分が居ました。いつもならしないであろう名刺交換をしようとしていました。

なにか一言伝えたと思いますが、内容は覚えていません。坂本先生から「静岡にサテライトがあるから勉強しにおいで。」という内容のことを伺いました。専門学校中退、高卒で、学費もどうかという状況ですから、その時は軽く「そうですね。」と答えたと思います。

しかし、数日後どうしても気になり、坂本先生に気になっていること、高卒である事や学費のこと、距離があることなどをメールをしました。大変お忙しい方のようなので、お返事はあまり期待していませんでした。

ところが、丁寧なお返事と日程がかかれた返事のメールが届きました。公演の合間に時間を作って頂けるとのことで浜松まで会いに伺うことにしました。そのあと2度ほど相談にお会い頂いたと思います。

その間、坂本先生の本を頷きながら読み、自分の理想としているイメージが明確になりました。また、この本に書かれているように、公演で話されているように、自分の会社や自分をほめてもらいたい自分を見つけました。この先生の教えを自分に取り込めたら素晴らしいのではと確信しました。

さらに、私の某師の言葉「2011年、今年のテーマは『勇気を持って挑戦』だ!」という言葉が、坂本先生と出会えた「ご縁」を強く感じていた私を後押ししました。申し込み期日はすでに過ぎていましたが、急いで大学院に電話をし、急いで知人に頼んで学費を借り、入学を申しこんだのです。

きっと私の人生にとって大きな意味を持つ。きっと成果を出す。そして、きっと褒められる会社を作る。いまは、そんな思いでいっぱいです。

このような若輩に、副ゼミ長というお役目の機会を頂き本当に感謝しております。足りない所が往々にしてあると思いますが、悪しからずご迷惑をかけつつも、共に「楽しく」学ばせて頂ければと思っております。

今後とも、よろしくお願いいたします。

井上

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