ココ・ファーム・ワイナリー視察

水曜担当の鈴木(良)です。

M2の望月さんからも紹介がありましたが、22日(日)コミュニティ・ビジネス論の現地視察の一環として、栃木県足利市のココ・ファーム・ワイナリーを細内先生、受講生と共に訪問しました。

ココ・ファーム・ワイナリーは、現在では足利市を代表する観光スポットになっており、当日も沢山の観光客で賑わっていました。特に、目を引いたのは、ワイナリーから一挙に山頂まで駆け上がっているブドウ畑です。下側の斜度が38度、上のほうに至っては45度の急斜面に数種類のブドウが栽培されています。天気が良ければ、頂上まで登る予定でしたが、あいにくの雨となり中止となりました。

このブドウ畑には大変な歴史があります。1950年代創設者の川田昇氏が特殊学級の中学生と共に、全て手作業で2年をかけて開墾、ブドウ畑にしました。川田氏は当時から障がい者の働く場の確保を考え、年中手入れの必要な果樹としてブドウを選定したようです。

ワイナリーのすぐ下には、障がい者の生活施設「こころみ学園」があり、そこの入所する約100名の障がい者がブドウの栽培、収穫、ワインづくりに関わっています。

障がい者が手掛けたワインと侮るなかれ、なんとここのワインが沖縄サミット、洞爺湖サミットの晩さん会で使用され、現在ではミシュランの3つ星レストランでも多く使われていることを考えれば、その品質の良さが伺えます。この背景には、ブドウに対する障害者の愛情(きめ細かな管理)と一流の醸造技術者を海外から招聘していることもあげられます。

特殊学級の教師とその生徒たちからスタートした事業が、その後沢山の賛同者の出資により徐々に規模を拡大し、今や、年間15万本のワインを生産するに至り、秋の収穫祭には全国から1万5千人もの観光客がやってくるという足利を代表するビジネスの1つになったことは驚きです。

食事とワインも美味しかったですよ。ゼミの視察候補に入れても良いですね。

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