17年前の大震災

 水曜担当の鈴木(良)です。

 昨日、当地足久保で久しぶりに雪が降りました。といっても、さすがに道路は積もりませんでしたが、庭はうっすらと雪化粧し、山水画の世界でした。何年ぶりでしょうか、前回の記憶が無いほど珍しいことなのです。静岡市街地は雨だったようで、足久保がいかに田舎か察しがつきますね。今日は打って変って穏やかな日差しが差し込んでいます。皆さん方はいかがですか。

 17日は阪神淡路大震災からちょうど17年目の日でした。私が、地震の第1報を聞いたのは、出勤途上のカーラジオでした。最初の被害状況は死者・けが人が少し出ている程度の報道で、大したことはなくて良かったと思っていました。しかし、時間が経過し、夜が明けるにつれその大惨事の模様が刻一刻と放映され、神戸のあちこちで火柱が上がり、高速道路が横倒しになっている光景を見たときは愕然としました。

 今では、しっかり立ち直った現地ですが、災害ボランティアの活躍を忘れることができません。全国各地から集まった若者を中心としたボランティアが、献身的な支援作業をする様子を見たとき、この国は見捨てたものではないと感じました。

 東日本大震災も今年3月で1年を迎えます。阪神淡路と同様たくさんのボランティアが支援の手を差し伸べたのは記憶にあたらしいところです。現地の本格的な復興はこれからです。我々もこれから何ができるか改めて問い直さなければなりません。

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