自然破壊

野口具秋です。

崖を削って建てられた、私が住むアパートは
1階に正面入口、6階にも入口があります。
ベランダ超しに、清流・黒目川が流れ、
早朝から市民ランナーたちの格好のコースとなっています。
数年前、黒目のクロちゃんなる
ウォンバットもどきの可愛い大ネズミが出没。
裏は崖に沿って数百mの鬱蒼と茂った狸が棲む雑木林でした。

大雨の際、氾濫を起こし損なったので、浚渫工事後はごみも減り、
爽やかな水音とともにフナ、コイ あゆ、そしてメダカまで集う
自然の宝庫となりました。
ついでに季節ごとに、太公望も増加の一方です。
釣りにまったく才覚のない私は環境破壊と憤る。
それが証拠に打ち捨てられた車の住民、
デブの野良ネコたちが人嫌いになり、態度がよそよしいのです。

裏戸につながる畑の小道を抜け、
シルエットになった雑木林にかかる月夜を眺め、
朧月夜の晩は文部省唱歌を吟じ、満月の夜は童謡を歌いました。
ところが、あろうことか、雑木林がほとんど消えてしまったのです。
隅にほんのわずか残して、この急斜面が宅地造成されているのです。
池袋の街明かりが見えるのです。

畑は農業を愛する篤農家が季節ごとの野菜を1年中作り、
実りの季節は楽しそうな笑いが満ちていました。
ここの景色を「朝霞の美瑛」と自称していたのに…。
富良野や美瑛の原生林と一体化した田園風景。
スカイラインのCMで流れた
「ケンメリ」をカバーした福山雅治を聴きます。
太い切株が泣いています。

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