島根大学講義

小林秀司です。一日遅れになっていしまいましたが投稿させていただきます。

先週、島根大学で「実例 中小企業経営論」という講義で人財育成・採用をテーマに講師をして参りました。
これは以前にお伝えした島根未来創造プロジェクトの一環として行われているものです。

構造変革が起きている今、未来を担っている若者たちがどういう会社へ就職していくかということは大変に重要な問題です。知名度や規模が大きいからという理由で安易に会社を選択してしまい、その後、リストラにあってしまうのでは幸せは遠のきます。

地域には小さくとも人を大切にする経営を実践し、すでに永続が実現できる体制になっている中小企業は少なくありません。もちろん大企業でもいい会社はあります。そんな人を大切にする会社を見抜く力をつけることを目的にして開講したのが今回の授業です。

島根大学の1年から4年までの100人もの学生が講義に参加してくれました。
また講義は一般公開され、地元の企業経営者や社会人50人も参加しました。

島根大学でもっともキャパシティの階段状の大きい教室で教鞭を執りました。
若者たちへの指導ということでこちらもワクワクしながら望みました。

あっという間の90分間となりました。
およそ自分が知っている大学の講義の場とは大きく違いました。
大教室でしたが、水をうったように静かな時間が流れました。

もちろん学生たちは居眠りをしていたわけではありません。
ものすごく真剣に講義に入り込んできてくれていたのです。

彼らたちの心に刻み込んできました。

その会社がいい会社かどうか、それは経営理念、社是、経営方針をみれば一発でわかる。

そこに社員に対する思いがまるで感じられない会社は絶対に近づいてはいけない。

伝わったことと思っています。

講義後の交流会に参加してくれた学生たちがまた輪をかけて熱心でした。
しかし気になったことがありました。

本に関わることで社会に夢を届けていく仕事をしたいというその女子大生は
「わたしはお話のあった人を大切にする中小企業に就職したい。けれど親が反対すると思う」
と現実的な不安を口にしたのです。

たしかにまだ世間的に名の知られていない小さな優良企業が親の反対で最終面接に残っても採用に至らないというケースはよく耳にします。

これはたしかに人本主義普及促進にとって立ちふさがる大きな壁となっているようです。
何か手を打っていくことが必要なテーマです。

すごいのは島根県。
このことの対策のため大学生をもつ親御さんを対象にした次世代就職についてのセミナーを開催する企画がすでに進んでいることを当日お聞きしました。

本当にすごい地域です。
これからもこの地域の活性化のために貢献させていただきたいと心に誓い、まもなく神迎えの儀式で荘厳な雰囲気が増しつつある同地を後にしました。

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