心を鍛えるリーダー 2/2

皆様こんにちは佐藤浩司です。

今週は、先週に引き続き、実績セミナーの内容です。

ディスカッションで感じことは、「働く、就労する」ことは、
本人に委ねるということ、親の意向に添うこと、受け入れ企業、
民間の移行支援事業所、福祉事業所、NPO法人のそれぞれの
組織の考え方が大事になってくるのは、言うまでもありません。

良い意味でも、悪い意味でも現状に慣れるということと常日頃、
これで良いか?何か良いアイデアはないか?と自問自答を
繰りかえし、適度な緊張関係、今回のような異業種交流がある等、
仕掛けがあるとどの組織でも本人も活き活きするのではないか?

その活き活きとした環境創だすための知恵を絞る訓練も行うと
更に良い循環になるように思います。

それが重度の方にも適用できたら良いです。

さて、実践セミナー中て、感動したことを2点あげさせて頂きます。

第一に「精神障害者は支援者を鍛え(人間的成長)、暖かくなる。」
1、心を相手にする。
2、相手も状況も変化する。
3、課題が多岐にわたる。
4、常識を切り崩す必要がある

 →精神障害者の支援がきちんとできるぐらいなら、
   概ねどんな人の支援も立派にできる。

第二に
<雇用後の精神障がい者との応対留意点(1~20の順番で)>
1. 本人の状況を踏まえた根気強く分かりやすい指導を行う。
2. ある程度時間をかけて職務 内容や配置を決定する。
3. 職務の難度を段階的に引き上げる。
4. 短時間労働から始めて勤務時間を段階的に延長する。
5. 本人の状況に応じ職務内容を軽減する。
6. 必要に応じ勤務の弾力化を図る。
7. 採用に当たり本人の適性や状況を見極めた上で職務内容や
    勤務時間を決定。
8. 採用後は常用雇用に移行できるよう、勤務時間を段階的に引き上げる。
9. 円滑に職場に定着できるよう配慮する。
10. 日常的に心身の状態を確認する。
11. 職場での円満な人間関係が保てるよう配慮する。
12. 通院時間、服薬管理等の便宜を図る。
13. 職場への適応、職務の遂行が円滑にできるよう、必要な指導
    及び援助を行う者を配置する
14. 職場適応援助者(ジョブコーチ)の活用も図る。
15. 企業に採用後に精神疾患発生については、企業内(外部)の
    障害者職業生活相談員活用を図る。
16. 企業に採用後に精神疾患発生については、外部の主治医等
    による相談・指導・援助を行う。
17. 地域障害者職業センターによる職場復帰支援 (リワーク支援)の
活用をする。
18. 精神保健福祉センターによる支援等の活用をする。
19. 医療機関や職業リハビリテーション機関との連携を図る
20. 円滑な職場復帰に努める。

この20ケの内容、経験者の方からすると当たり前かもしれませんが、
初心者はもちろんのこと、経験者の方も再度チェックし直してみて、
精神障がい者の雇用安定と支援者もこの内容を見て、精神の安定を
はかり、相互に良い環境で取り組めるように精進出来れば、こんなに
ありがたい資料(ノウハウの詰まった)は、他にないかと思います。

また、以下の雇用管理ノウハウをあわせると「よし!雇用しよう!」

という中小企業の方が1人1社でも多くなることを祈って。

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