精神障がい者の支援者は、どんな人事や採用等も一筋あり、熱いリーダ-

皆様こんにちは。

佐藤浩司です。

先月末にハローワーク飯田橋主催、障がい者雇用セミナーが
開催されました。

講演者は、坂本教授、報告者は、日立製作所勤労部の藤原氏、
自社取組は、精神保険福祉士の五味渕氏に発表頂いた。

会場は、文京シビックホール一回の大ホール、約1000名
近くの聴講者がいたと推測されます。

坂本先生の講演には、よく行きますがテーマ、地域、
対象参加者に配慮し、参考になること、直近で視察に
行かれた企業を参考事例として情報提供されます。

坂本先生の講演に何故よく行ってしまうのか?
客観的に考えて3点、あげてみました。

1、6700社の会社を視察し、現場主義を徹底。
坂本先生は、最後、企業経営者をファンにされる
魂の言葉を感じます。

2、使命感に燃え、エネルギーに変えています。
動機が「善」でが社会に良いことを行っている方が
いたら、応援することである。決して傍観者で
あってはならないことを実践されています。

3、坂本先生自身が励まされ、活きていく勇気を
障がい者から頂いている。6700社現場を見られて、
その中で、特別支援学校の先生が障がい者の幸せを
願い、必死に企業に提案、支援を約束して入社した
知的障がい者の方が今も軽作業ですが勤務されています。

同じ会社に50年勤務し、年齢も先生に近く、視察に
行くたびに励まし、元気に素敵な笑顔で働かれる姿を見て、
坂本先生自身も刺激を受けられていると感じます。

もう1人の、日立製作所の藤原氏の報告も、同様の
力強さを感じました。実は、当日、別の機会で
知り合いました精神病院勤務、森林療法や園芸農業に
関心のある作業療法士の方と隣席で、藤原氏のことを
教えて頂きました。ある病状で週に数回通っていることを
伺いました。そのことをもちろん存じ上げている同僚の
五味渕氏も同じ想いではないでしょうか?

同時に長野にある伊那食品の塚越会長、新潟にある
大谷の大谷会長、福岡にある障がい者つくし更生会の
小早川創業顧問が即浮かびました。

企業経営者の皆様には、失礼かもしれませんが
自分が(当時は)辛い体験をされた方は、
より人(社員、取引先、お客様、地域社会)に優しくなれる。
そして、地域に愛され、企業経営が30年以上の会社で
あり、業績も良く、障がい者雇用の動機が「善」であります。

人間は、学習するので、つらい体験をし、周囲の助けを借り
乗り越えたことで、今度は自分の番である=恩返しをする
という気持ちになり、実践し恩返しされた相手方もまた感謝し、
その繰り返しが良い循環になって、良い会社になっていく
会社や団体も多いのではないでしょうか?

雰囲気が良くなる、感謝にも満ち溢れている会社は、
結果良い会社になっている日々の行動や言動が大事と考えます。
そして、根本的で、普遍的なことなのではないでしょうか?

もちろん体が健康的で、日常生活で、仕事がやりにくくない方は、
人の話しを聞き、感謝の心を持ち、社会的弱者に理解のある会社、
そうでない会社も長期的に優良企業は、数多く存在します。

この章は、障がい者雇用の記事であること、お察し頂けたら幸いです。

2/2、2/9のブログに書かせていただきましたが、
障がい者雇用をされている会社、これから始められる会社様は、
精神の方のフォローをお願いできれば幸いです。

記事に「なるほど」と思ったので再度紹介させていただきます。

第一に「精神障害者は支援者を鍛え(人間的成長)、暖かくなる。」
1、心を相手にする。
2、相手も状況も変化する。
3、課題が多岐にわたる。
4、常識を切り崩す必要がある

 →精神障害者の支援がきちんとできるぐらいなら、
   概ねどんな人の支援も立派にできる

しばらく社会から離れ、不安であるからこそ、役に立ちたい、
仕事をしたい方が多くいらっしゃる(ハローワークへ求人)し、
「できるようにする」には、どうしたら、良いか?という
前提で考え抜いてまいりましょう!

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