落語の会

野口具秋です。

落語の会に行きました。柳家小三治の一門会です。
前髪はらり、短髪の師匠は
特徴のあるやや高音のテンポの早い語り口で、
心地いい話し家でした。
暫らく見ないうちに73歳です。
円熟味の増した芸は多くのファンを集め、
中型のホールはソールドアウトの満員です。
落語人気は根強い人気に支えられているようです。
最尾席から遠く聞きます。

ネタはお馴染みの「長屋の花見」です。
沢庵を「たまご焼き」と「かまぼこ」に見立て、
薄めた番茶で酔っ払う話です。長い人世です。
小さん一門の故「つば女」師匠と
商人宿で一升瓶を挟んで朝まで飲み明かし、
「権太郎」師匠とはウイスキーを夜明けまで重ねた
嬉しい経験もあります。
ラジオから権太楼の一席「代書屋」が流れてきた時、
あまりに上手く、嬉しくなりました。

突然、新人時代の元上司からお誘いがありました。
隣町に住んでいますが、約10年振りです。
先輩に会うのも落語会も久し振りです。
同伴された奥さんは実に40年振りのサプライズです。
結構、怖い上司たった気がしましたが、
いつも連れだって落語会に出掛ける優しい方でした。

開店と同時に居酒屋で乾杯です。
定年時に中小企業診断士を取得、通信教育も常連でした。
刺激され、産能大の通信教育を沢山受講しました。
現在、大学院にいるのは遠く先輩の影響です。
練馬の経営指導員をしていて、酒を飲む機会は多いが、
老ける暇はないと可々大笑です。
ふと目に留まった
立川談志のDVD「芝浜」は買うしかないでしょう。

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