労働問題の多発について

M1 染川です。

私は人事労務のコンサルをメインに生業としておりますが、ここ数年で急激に労働問題が増加している
と実感しております。これは、あきらかなブラック企業というわけではなくて、だれもが優良企業といわれ
るようなホスピタリティーの高い企業において発生しております

その原因は
 

①リーマンショックまでは、退職をしてもそれなりに仕事があったので、残業問題等の訴えを起こすよりも
 すぐ就職して次の人生を歩んでいた。しかし、今は次の仕事がみつからない。

②サラ金のグレーゾーン金利の還付が一巡して、弁護士が余っている
 弁護士が増加しすぎたため、低額料金のみならず成果報酬型で訴訟を起こすようになった

③いままでは、労働者と従業員との間にも 一定の信頼が成立して
 がちがちに法律を順守せずとも、双方が理解して業務をこなしていたが、今は、、
 経営者と労働者との関係が希薄になってきている。この原因は
 企業側である経営者ではなくて労働者側に問題があるように思います。
 いわゆる若者の価値観の変化です。

 他にも原因はあると思いますが、 上記の要因は高いものと思われ
 特に中小企業は大変です。
  一人一人が戦力ですから、一人が組織になじめなく
 残業未払いや パワハラ 等が起こると大変です。

 そして極めつけは、人が足りないということです。
 中小企業は常に人材不足です。
 ★いわゆる雇用のミスマッチです。

 これからの日本の中小企業は課題が多いです。

 はやく理念経営に着手して、社内の改革をして
 いかなければなりません。 こう実感しております。

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「労働問題の多発について」への1件のフィードバック

  1. 染川さん
    おはようございます!
    現場で相談を受けている人ならではの内容だと思います。
    以前と比べて「まぁいいか」ということが通用しなくなってきていルのだと思います。
    これは経営者よりも労働者側のほうがより肌で感じていることでもあるでしょうね・・・・。
    その温度差を無くすことが経営者は求められていると思います。
    社内改革のスピードを早めておく必要ありますね。